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こんばんは、モバ(@yubile)です。iPhone発表週ということもあっていつもより多めに回しております。
iPhone 5(白64GB)と第5世代iPod touch(赤64GB刻印入り)を無事に予約しました。iPhoneは諸般の事情でauへの乗り換えを諦め、SoftBankオンラインショップで機種変更のつもりです。16時開始でしたが16時半頃までまったく繋がらなかったので、果たして22日(オンラインショップなので1日遅れるはず)に受け取れるのかちょっと不安です。
ちなみにiPod touchも16時過ぎに注文できるようになっていましたが、こちらは特に問題なく予約完了です。といっても発売は10月下旬らしいのでまだまだ先ですが……。
さて、今日のネタはその新型iPhoneやiPodに付属するAppleの新イヤホン”EarPods with Remote and Mic”。3年かけて耳穴を研究しデザインしたという、独特の形状のハウジングが特徴です。今までのシンプルかつオーソドックスな付属イヤホンを置き換えるこのEarPods、どんなものなのか興味が湧いたのでさっそく購入してみました。
EarPods with Remote and Mic(以下EarPods)の特徴は、掃除機の先端のようなちょっと変わった形状のハウジングにある。装着のしやすさや外れにくさを求めて様々な耳穴で実験を繰り返して作ったとのことだ。
AV Watchのレビューでも指摘されている通り、固定する場所はファイナルオーディオのPIANO FORTE IIに近く、耳穴の入口に置くような感じだ。カナルに慣れていると圧迫感が少なくて頼りないような快適なような、少し不思議な感覚になる。またそんな感覚でありながらも、ちょっと頭を振ったぐらいでは落ちる気配がないところがおもしろい。確かにジョギング向きだと思う。
コードは旧型純正イヤホンやApple In-Earと同じような手触りと形状なので、たぶん同じモノだろう。端子に金メッキがないのも相変わらず。ただしリモコン部は少し大きくなり、ボタンが押しやすくなった。まあ、ぼくは顔が大きいので、位置的にもう少し下だとありがたいのだが。あとついでに、胴長なのでポケットに入れたiPhoneまで届くよう、もう20cmぐらいコードが長いとなおよい。
リモコンの機能は今までのものと変わらず、音量調節、再生ボタンを使った再生/一時停止、曲送り/戻しも第6世代nanoやiPhone 4、第3世代iPadで確認できた。しかし、なぜか第3世代shuffleだけはリモコンが効かない。注文した時は対応リストに入っていたような気がするのだが、確認してみたら入っていなかった。いちばん使いたかった機器で使えないのは正直かなり痛い。
三角形だったApple In-Earと違い、EarPodsは四角形のケースが付属する。一見ありがたいようにも思うが、フタが閉まるようにキレイに巻くとなるとそれなりに手間が要るため、仕舞っておく時にしか使わない可能性が高い。
音質は、まず変なクセが少なく聴きやすい。また低音が旧型純正イヤホンに比べて増しているので、ノリのいい曲には向いていると感じた。個人的好みで言えば低音はまだまだ物足りないし音の迫力が多少不足しているようにも感じるが、特にこだわらない人なら不満を持つことは少ないだろう。
音漏れは上記レビューでも触れられているが、以前の純正イヤホンよりは少ない。ただしカナル型のように過信して音量を上げるのはお勧めしない。遮音性は装着法からすると意外と高いが、やはりカナル型と同レベルを期待するべきではない。
少々デザイン優先な面があり、取り回しに関してはあまり良いとは言えないが、装着がラクで外れにくく、音質的にも大きな不満はない。プレイヤー付属品(単体2,800円)なら十分だ。安いので単体で買ってもそれなりに満足できると思う。ただし第3世代shuffleのユーザーは残念ながら現時点ではどうしようもないようなので、諦めてIn-Earや旧型を買うか、サードパーティのものを選ぶべきだ。