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こんばんは、モバ(@yubile)です。MacBook Airが来てから1週間、感想をまとめようと思いましたがなかなかまとまらず、先に番外編で書くつもりだったUbuntuのセットアップについて書いてみようと思います。
MacBook AirにはParallels Desktop 7をインストールしてWindows XPを使えるようにしてあるのだが、ここにUbuntuも加えるとなるとタダでさえ少ないSSDの空き容量を圧迫することになると考え、USBメモリにインストール(ライブUSBを作るのではなく、HDDの代わりとして運用する)することにした。
手順は以下の通り。
(1)適当な容量のUSBメモリを用意
コンパクトなUSBメモリが欲しかったので、サンディスクのmicroSDHC 32GBとBUFFALOの超小型USBカードリーダーを組み合わせることにした。
(2)ディスクユーティリティでパーティションを二つに切る
先頭パーティションをrEFIt用としてMac OS拡張(ジャーナリング)でフォーマット。容量は最低30MB、100MBもあれば十分らしい。残りのパーティションはUbuntuインストール時にフォーマットするので何でも良い。なおこの時、オプションでMBR(マスター・ブート・レコード)を選んでおくとこのUSBメモリでWindowsマシンもブートできるらしいが、ぼくはMacBook Airでしか使うつもりがないので試していない(MBRにしてあってもAirで使うのに支障はなかった)。
(3)rEFItのインストール
(2)で作ったrEFIt用パーティションに、こちらからダウンロードしたrEFItのディスクイメージ内にあるefiフォルダをコピーする。
(4)rEFItの設定
(3)のefiフォルダにターミナルで移動し、sudo ./enable.shする。
(5)Ubuntuのインストール
あとは、(2)で作ったもうひとつのパーティションにUbuntuをインストールするだけ。
UbuntuのインストールCDがなかったので、ISOイメージを仮想マシンにマウントさせてインストールを試みた。仮想マシンをISOからブートし、HDDイメージの代わりにUSBメモリへインストールさせてみよう、というわけだ。
VMware Fusion 4でやってみるとインストーラが途中でクラッシュしてしまったので、Parallels Desktop 7でリトライしてみたところうまくいった。
これで完成だ。Macで使うには、電源投入時にOptionキーを押し続けて起動ディスク選択画面に入り、rEFItの入ったパーティションを選べばrEFItが起動する。
動作速度は思ったよりは速い。起動が少し遅かったり、apt-get updateなどには時間が掛かるが、MacのSSDに負担なく好きなときに使えるのは便利。
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p style=”font-size: 20px;”>USB3.0にすれば速くなるのかどうか、Ubuntu以外のDebianやFedoraなどではどうかなど、試してみたいことがたくさんあるので、またどこかのタイミングでまとめてみたい。