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Logicool Pebble Keys 2 K380sの簡易レビュー

iPhone/iPadのBluetoothに関するアレコレ2012年版・前編

iOS 3.0のころに(当時はまだiPhone OSという名前だったが)、Bluetoothに関する記事を書いた。

Moba Photo Life!!: iPhone 3.0とBluetoothでできること。
3年も経つと状況はまるっきり変わってしまうのがガジェット業界の恐ろしいところ。

というわけで、改めてまとめ直してみようと思う。

Bluetoothがよく分からないという方のために簡単に説明すると「マウスやキーボード、ヘッドセットなどの周辺機器をPCやスマートフォンに繋ぐ無線通信規格」だ。
802.11nなどのいわゆる無線LANも無線通信規格ではあるが、インターネットなどネットワークへの接続のためのものであり、目的が違う。

Bluetoothにはバージョンがあり、基本的にバージョンが上がるごとに通信速度が上がったり省電力になっていたりする。バージョンとはハードウェア側(チップ)のことらしく、残念ながらOSのバージョンアップとともに進化したりはしない(後述する「プロファイルの追加」はありうるが)。

iPhone 3Gは「ver.2.0+EDR」、3GS/4/iPad/iPad 2は「ver.2.1+EDR」、現行のiPhone 4Sと第3世代iPadは「ver.4.0+HS」を搭載している。ちなみにver.4.0+HSは「ver.3.0+HS」(無線LANの技術を取り込んで高速化)と「ver.4.0」(省電力を追求)の両対応という意味とのこと。

店頭で売っているBluetooth対応機器はだいたい2.0か2.1なので、基本的に3GS以降のiOSデバイスなら接続に困ることはない。ただ、4.0のみ対応というカシオG-SHOCK GB-6900のような機器もあるので、購入する際は対応をよく調べることをお勧めする。

さて、iPhone/iPadでBluetoothを活用する場面といえば、
・ヘッドセットでハンズフリー通話(HFP/HSP)
・ヘッドホンでケーブルに煩わされない音楽鑑賞(A2DP/AVRCP)
・キーボードを繋いで長文入力(HID)
・対戦ゲームの通信プレイ(PAN)
・テザリング(PAN)

あたりだろうか。

他にもファイル交換、カーナビとの連携などもあるが、ぼく自身がやらないのでとりあえず置いておく。

ここで挙げたHSPやA2DPというのが、Bluetoothのもうひとつのキモ「プロファイル」で、これはいわば「通信の手順」だ。

接続する・お互いを認証する・対応する機能を調べるなどの基本的な部分はもちろん、通話の音声やキー入力をやりとりするのにも、通信する機器同士が同じプロファイルを持っていなければならない。人間の言語のようなもので、お互いにやり方を知らなければコミュニケーションが成立しないわけだ。

なお、iOSデバイスが対応するBluetoothプロファイルは、AppleがFAQとして公開している。
iOS:対応している Bluetooth プロファイル

Bluetoothのバージョンと違って、プロファイルはOSのバージョンアップによって追加されたり改善される可能性がある。たとえばiOS 3.0からA2DPが追加され、AVRCPも最初は不完全だったが少しずつブラッシュアップしてきた。4.0からはHIDが追加されてキーボードで文字入力ができるようになった(JIS配列が使えないという難点は未だあるが)。

ver.4.0+HSの採用やプロファイルの拡充ぶりをみても、AppleはBluetoothにかなり力を入れているのは間違いない。
どうせなら、以前出していたApple Bluetooth Headsetをステレオ&高音質化(AAC対応など)して出してくれるなんて展開は望めないものだろうか。

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