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パイオニアのヘッドホンSE-MJ541ミニレビュー

寒い季節にはイヤーマフ代わりとしてヘッドホンを使うことがよくある。
ただ、しっかり耳を覆うような大きなタイプだとかさばって取り回しが悪い。そこで防寒という点では多少劣るが、ポータブルヘッドホンをよく使っている。本当はPorta Proを使えればいいのだが、音漏れが電車に向かない、ヘッドバンドが冬に向かないなどの理由で、長らくAKG K26Pを愛用してきた。
そのK26Pがそろそろ限界のようなので、発売されて間もないパイオニアのポータブルヘッドホン、SE-MJ541ブラックを買ってみた。4980円。パイオニアとしては「アウトドアヘッドホン」という分類で、持ち運びやすさを重視したシリーズの最上位モデルだ。

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折りたたみのためにハウジングが回転する仕組み。ハウジング表面はアルミ仕上げ

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裏返してみた。40mmドライバーなのでK26PやPorta Proより大きめだが、耳を覆うほどではない

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折りたたんだ状態。ケーブルをどう処理するかがちょっと悩ましい

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折りたたみ状態の裏側

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左右を間違いにくいように、右側のスピーカーは内側を赤くしてある

K26PやPorta Proに比べるとひとまわり大きいが、折りたたみ状態ならそこそこコンパクトにはなる。大きめのカバンやポケットなら持ち歩く気になるギリギリ、という印象。できれば簡単なモノでも良いのでポーチなどがあるとケーブルの処理に困らず良かったと思う。プラグはL字、ケーブルは両出し。

頭の大きさには定評のある自分でも普通に装着できたので、ヘッドバンドのサイズは妥当なところか。

メガネとは干渉しやすい。側圧は強くはないが、耳を押しつぶされるような感触は多少あるので、好みが分かれそうだ。

耳乗せ式なので、音漏れを防ぐにはしっかり装着する必要がある。逆に言えば、ちゃんと着けていれば音漏れはあまり気にしなくて良さそう。ただ、遮音性は密閉型の割に高くないので、周囲がうるさい場合は音量に気をつけた方が良い。

音質について、使い始めたばかりの現時点での感想は、

・いわゆるドンシャリ
・ちょっと”シャリ”が気になったり、女性ボーカルのサ行が耳につく時がある
・K26P(ちなみに無改造)ほどは籠もらない
・音場は狭め。ボーカルが近く感じるので個人的には割と好み

といったところ。あまり評価していないように見えるかもしれないが、冬に外で使うヘッドホンとしてなら悪くないと感じる。

希望小売価格6200円で実売4980円、もう1000円ぐらい安くなったら人に勧めたい。

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