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2回にわたって鶴岡〜酒田の旅を紹介してきたが、これは国内旅行のモニターということで、ブログ以外に「旅行の模様をtwitterで実況する」というのも条件だった。ハッシュタグ#kokunaiで検索すると、ぼくのように同キャンペーンで旅をされた方のツイートを読むことができるはずだ。
ぼくのメイン(というより唯一の)回線はソフトバンク(iPhone 4)。twitterへの投稿アプリは把握し切れないほどの数があるし、写真でも位置情報でもどんと来い状態なのだが、ソフトバンクといえば電波が弱い速度が遅いと常々云われている。ぼくは普段の生活圏で不満を感じたことがないが、旅先でどうなるかは未知数。
そこで、イー・モバイルD25HW(EMチャージ)と日本通信b-mobile WiFi(b-mobile Fair)を携帯していった。電波状況が良ければFaceTimeなども使えるだろうし、できればD25HWですべて済ませる方針でいた。b-mobile Fairは1GBまでなのでなるべく使いたくないが、ドコモ回線を使うb-mobileならソフトバンクとイー・モバイルがダメでも非常用になるだろうという判断だ。
なお、以下の感想はアンテナピクトを見たなどの感覚的なものであり計測の類はまったくしていないこと、ぼくのiPhoneはel3ctron s4という金属フレームのケースを装着しているため電波感度が多少落ちていることをお断りしておく。
上越新幹線では、どのキャリアでもアウトになるトンネルの中などを除けば意外と大丈夫。D25HWはiPhoneより通じない場所が多いが、通じればiPhoneより速い、という印象を得た。
特急いなほ(羽越本線)は電波の途切れるところが多い。駅周辺なら大丈夫なので、停車時にちょっと写真を撮ってツイートするのには問題なかった。余談だが、いなほの指定席をとるなら進行方向左側だと海が見えてベターだと思う。今回はそこまで気にしていなかったため、陸側になってしまってちょっとつまらなかった。
鶴岡市街地や庄内映画村資料館(松ケ岡開墾場)はもちろん大丈夫だったが、羽黒山で多少アンテナが不安定だった。同行したJの携帯はauなのだが、そちらは特に問題なかった模様。
問題は亀や(湯野浜温泉)で、iPhoneは窓際に置いておいてやっと通じるかどうか。部屋の中で使っているとすぐ圏外になってしまう。D25HWは窓際でもダメだった。ちなみにJは普通に携帯を使っていた。
仕方ないのでb-mobile WiFiを使おうとしたら、電源が入らない。充電切れかと思ってモバイルバッテリーを繋ぐと、充電ランプが10秒ほど点灯してすぐ消えてしまう(この時はこれで諦めてしまったのだが、帰宅して調べたらモバイルバッテリーを繋いだままなら電源が入ることが分かった。たぶん充電池の過放電だと思われる)。
宿から家族にFaceTimeしようだとか、iPadで翌日のルートを調べようだとかいう目論見は、最後は電波とは関係ない理由で粉砕されてしまったわけだ。まあ、おかげでtwitterのことをすっぱり忘れて温泉や料理を楽しめたのだが。
2日目のルートで電波が微妙だったのは加茂水族館の地下(クラゲエリア)ぐらいで、そもそも携帯を取り出すような場所でもない。酒田市内も特に電波で困るようなことはなかった。
結論としては、地方ではソフトバンクやイー・モバイルだけだと困ることがあるかもしれない、ということだ。それと、モバイルルータの電源は出掛ける前にちゃんとチェックしておこうという教訓も得た。