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Microsoft Designerでブログのワンポイント画像を作ってみた。

Shure SRH840のレビューっぽいもの。

 ハイエンドのカナル型イヤホンでお馴染みのShureが初めて出したオーバーヘッド型のうち、最上位に位置づけられるSRH840を少し前にゲットしたので、レビューしてみる。レビューに使ったのは第5世代iPod nanoとオーディオテクニカのポータブルヘッドホンアンプAT-PHA30iの組み合わせ。
SRH840を扱う代理店(ヒビノ)の商品紹介ページはこちら


 まずは装着感や使用感について。これも頭の大きさや形で個人差があるので、あくまでぼくの場合、ということで。
 側圧は適切。ATH-A500よりはキツく、HD580よりはゆるい。バンドの調整幅がちょっと短いが、フィット感は上々。ただ、少々本体が重めなのでフィットはしていても重みは感じる。長時間使うにはちょっと慣れが必要だと感じた。

 ケーブルは長いカールコードが付属しているが、iPodなどで使う場合はいささか大仰なのでオプションのストレートケーブルを使うのが良いと思う。正直これでも長いが、ケーブルとハウジングの接続部はロックが掛かる独自形状のものなので他に選択肢がない。ポータブルアンプなどと組み合わせるための、50cmぐらいの短いケーブルも出して欲しい。

 ハウジング部を回転させて折り畳むことができるので、意外としまいやすいのは好感触。デザインもプロ用っぽい質実剛健な匂いがして悪くない。ただ、ヘッドバンドとハウジングの間に細いケーブルが渡っているのは、千切れたらおしまいという感じで何となく不安を覚える(これもメカメカしさという点では好感触なのだが)。

 肝心の音質だが、ひと言でまとめると「やわらかく濃い音」。密閉型ヘッドホンの圧迫感と相まって、濃密に押し寄せてくるような感じがする。モニター用と銘打たれてはいるが、フラットではなく低域と高域がちょっと強めで、音楽鑑賞向きだと思う。また、PortaProほどではないがノリの良さがあって、曲によっては自然と身体が動いてしまったりする。Shureのヘッドホンはカナル型のE2c以来だが、なんとなく同じ会社の音だなあと思わせる何かがある。
 
 オーバーヘッド型ヘッドホンはHD580とATH-A500ぐらいしか比較できそうなものが手元に無いのだが、値段分の価値はあるというのがぼくの現時点での結論だ。

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