- リンクを取得
- ×
- メール
- 他のアプリ
最近はネットブックがやたら増えてわかりにくくなったので、自分用も兼ねて選択基準をまとめ。
ちなみにネットブックよりちょい上の価格帯でAthlon Neoを搭載したYukonプラットフォームや、ASUSのN10Jcみたいに独立したGPUが付いてるものはグラフィック性能が一般的なAtomネットブックより上だけど、逆にいまいち中途半端な気がするので除外。3万円台ぐらいで買えるなら話は別だけど。
1.スペック
とりあえず外せないのはディスプレイ解像度が1024×600以上であること。とくに縦の解像度は最低600、できれば768は欲しい。ネットブックでよく見かける縦576は、全く使えないと言うことはないにしてもちょっと工夫が必要になるのでストレスがたまる。
次にネットワーク関係。有線LANは1000BASE、無線なら802.11n対応はぜひ欲しい。というか「ネット」ブックなんだから、メーカーもここはがんばって欲しいところ。
また、あると圧倒的に便利なのがBluetooth。マウスやヘッドセット、携帯電話とケーブルレスでつなげる便利さは一度味わうと戻れない。内蔵タイプならUSBを消費することもないし、出っ張りもなくなるので持ち運びにも便利。
2.使い勝手
まずキーボードが打ちやすいのが大前提。でないとメールもつぶやきもmixi日記も面倒で仕方ない。個人的には英語キーボード派なので、BTOで選べるか、後から入手できるとうれしい。
また、保証は仕方ないにしてもメモリやHDDの交換が楽にできる方が良い。特にメモリ増設はHDDへのアクセスを減らしてバッテリー時間の延長に効く(気がする)ので必ずやりたい。
が、本体を分解するぐらいの勢いでないと増設できない機種や、そもそもメモリがオンボードで増設不可のものもある。設計思想の問題なので欠点とは思わないが、個人的には選びたくない。
そんな感じで選んでいって、ぼくが買ったのはLenovoのIdeapad S9eとHP mini 2140の2台だ。両方とも英語キーボードに換装し、S9eはメモリを増設、2140は最近HDDからSSDに交換した。
現行モデルで上の基準に則って選ぶとしたら、VAIO W、MSI U100 Extra/Plus、HP 2140(上位モデル)あたりだろうか。
ノートPCに求める条件としてはそんなに厳しくないのに、ネットブックに当てはめるとあっという間に絞れてしまうあたり、いかにこのカテゴリが各社横並びで個性が出にくいかがよくわかる気がする。