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カメラ用高速SDカードで有名なサンディスクのExtreme III(8GB)と、隠れた(?)実力者の東芝Class6SDHC(4GB)、ついでにTranscendの150倍速SDカード(2GB)についてベンチマークを取ってみた。
計測マシンはIdeapad S9e、内蔵カードリーダが少し不安な気がしたので、Extreme IIIに付属してきたUSB接続のカードリーダを使っている(Extreme IIIの力を引き出せるはずなので)。
計測マシンはIdeapad S9e、内蔵カードリーダが少し不安な気がしたので、Extreme IIIに付属してきたUSB接続のカードリーダを使っている(Extreme IIIの力を引き出せるはずなので)。
結果は以下の通り。
価格差の割にExtreme IIIと東芝Class6の差が小さいという印象。実際にカメラに使ってみても、GX200やK20Dでは体感速度の差は感じられない。もともとあまり連写はしないので、今のカメラを使う限り無理してExtreme IIIを買う必要はないといって良さそうだ。
東芝のClass6SDHCは通称白芝と呼ばれ、上海問屋や風見鶏などでは8GBが3000円以下で購入できる。海外品なので保証がないことや、かつて偽物騒動があったことから少々怖い面もあるが、何だかんだでコストパフォーマンスはかなり高い。
このベンチマークから考えると、白芝ならVistaやWindows7のReadyBoostもこなせるかもしれない。VistaでのReadyBoostは
必須…ランダム4KBリード 2.5MB/s ランダム512KBライト 1.75MB/s
推奨…ランダム4KBリード 5MB/s ランダム512KBライト 3MB/s
だから、少なくとも512KBライトに関しては推奨条件だし、4KBリードも必須条件は超えている。
Windows XPでReadyBoostを実現するeboostrを使いたい場合も、リード2.5MB/s、つまりReadyBoost必須条件を満たしていればだいたいOKらしい。
S9eは残念ながらSDカードを差してもはみ出してしまうが、メモリが限られているネットブックなどで高速SDカードを差してReadyBoostやeboostrの恩恵を受けるのは便利そうだ。