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MacBookにUSBサブモニターを2台繋いでみた。

今日、センチュリーのplus one(LCD-8000U)が届いたので、plus one(LCD-4300U)と合わせて早速使ってみた。Mac用ドライバは同梱CD、もしくはDisplaylink MacOS X Driverのページからでも入手できるが、すでにLCD-4300Uを導入済みだったので特にやることはなく、ただUSBケーブルを繋ぐだけ。このあたりの簡単さは素晴らしい。ちなみにUSBハブに接続した場合の動作は保証されていないが、うちでは特に問題なく2台とも使えている。

 MacBook(13.3インチ/1280×800)に19インチ液晶(1440×900)を繋いでデュアルディスプレイとして使っていたが、ここにLCD-8000U(8インチ/800×600)と4300U(4.3インチ/800×480)を追加して夢の4台体制(クアドラプルディスプレイ?)となった。

 ひとつひとつの領域があまり大きくないため使い分けを模索中。ひとまず4300Uを縦表示にしてtwitterクライアント夏ライオンを、8000UにMail.appを表示しておくことにしている。
 CPUの消費は思ったよりマシだが、温度測定ユーティリティで見る限り平均で3〜4℃は上昇しているので、確実に使ってはいるようだ(MacBook Early2008の黒、Core2Duo 2.4GHz)。動画を再生するとさすがに温度上昇が激しいが、それでもコマ落ちなどしないあたりはちょっと感心した。

 さて、LCD-8000Uを4300Uと比べてみる。

・大きさ
 8000Uは210×151.5x32mmで500g、4300Uは127x77x17mmで130g、当たり前だが携帯性では4300Uが上。4300UはiPhoneを一回り大きくした程度のサイズで、重量も下手をするとゲーマー用マウスの方が重いんじゃないか、というぐらいに軽くできている。

・画面サイズと解像度(8インチSVGAと4.3インチWVGA)
 精細度が明らかに違うので、ガジェットとしての密度感というか楽しさは4300Uが上だが、細かすぎて文字を読みづらいことを考えると8000Uの方が実用的に感じる。

・表面処理
 8000Uは4300Uと違ってノングレアになっている。個人的にはノングレアの方が好みなのでこの変更は歓迎したいところだが、上に書いた精細度の関係でちょっとぼやけてるように感じるかもしれない。

・電源スイッチの有無
 4300UはUSBポート以外に何もないので、輝度調整も電源も一切コントロールできない。シンプルといえば聞こえはいいがちょっとまぶしすぎることもある。いっぽう8000Uは電源スイッチと輝度調整スイッチ(三段階に調整可能)が付き、多少使い勝手が良くなっている。

・縦置きのしやすさ
 4300Uはドライバで画面回転ができるものの、ケーブルが邪魔をして縦置きしづらいという欠点があった。8000Uではサイズ的な余裕とスタンドの工夫のおかげで縦置きでも自立させることができるようになった。

 こんな感じで、似ているようで進歩していたり微妙に違っていたりするこの2台、価格はセンチュリーの直販で16800円(8000U)と15800円(4300U)とほとんど変わらない。液晶サイズを考えると4300Uはもう少し安くてもいいような気がするのだが、ともかくどっちも使ってみれば楽しいガジェットだと思う。

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