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Microsoft Designerでブログのワンポイント画像を作ってみた。

iPhoneと一般的携帯電話とのメールに関する覚え書き

※2008/10/24現在のまとめなので、今後情報が古くなることがあります。

 いわゆる日本的“ケータイ”とのやり取りに知っておくと便利なことをまとめてみた。

・i.softbank.jpがついに携帯電話扱いに
docomoレター10月号PDFへのリンク
「iPhone™ 3G」専用のメールサービス「Eメール (i)」のメールフィルター対応および文字コード「UTF-8」対応について
 i.softbank.jpドメインはPCメール扱いだったため、携帯電話会社のメールしか受信しない設定をしている相手などには送信できないという悩みがあったが、とりあえず11月からは状況が改善されそうだ。ぼくはiPhoneしか持っていないので、正直これは朗報だ。

・絵文字/デコメ
 現時点で携帯電話相手のメールで困るのは、
(1)デコメ絵文字(HTMLメールのインライン画像)以外の絵文字が読めない(ひどいと全文文字化けする)
(2)au携帯電話との間で文字コードのトラブルにより文字化けすることがある
(3)SMSでは絵文字がすべて化ける。
の3点。

 OS2.2アップデートで絵文字が載るというMac Rumorsの記事(英文)もあるし、上のリンクにあるauのプレスリリースで「UTF-8」に対応することが分かったため、どちらの問題も近い将来に改善されるはずだ。

 とはいえ、現時点でも絵文字を送る方法がある。1つはおなじみのJailbreakによるフォントの置き換え(以前、この記事で少しだけ紹介した)で、この場合SMSにも対応できるようになるのが強みだ。
 また、SMSは無理だが、PAG Mailを使えばデコメと絵文字を送受信できるようになる。実はさらにもう一つ、「Gmailで絵文字が使えるようになりました」によるとモバイル版Gmailでも絵文字入力が可能になったそうなのだが、iPhone用UIはまだ対応していないようだ。

 ともかくPAG Mailは無料で使えるので、どうしてもiPhoneでデコメを作りたい人にはお勧めだ。もともとパソコンでデコメを送受信するためのサービスなので、当然PCからも使える。複雑なデコメだと落ちやすい感じなので、大事なメールはPCから作るという手もあるかもしれない。また、iPhoneでちまちまやるのはイヤだ! という場合も便利だろう。
 ちなみに登録方法は2通りあるが、Gmailを専用に用意するのが最も楽な方法だと思う。保存容量の制限を気にしなくて済むうえに、たいていのデコメや絵文字はGmailのWeb経由で見られるからだ。
 
・画像が大きすぎて見られない、と言われないために
 iPhoneからカメラで撮った画像を送っても「見られなかった」と言われた経験がないだろうか。ぼくは何度もある(笑)。こういうときは、「写真」から目的の画像を表示して、その状態をスクリーンキャプチャ(ホーム+スリープボタン同時押し)し、いったん「写真」を終了。再度起動して、キャプチャされた画像をメールすればOK。320×480サイズになるので、表示できる可能性がだいぶ上がる(古い機種だとその限りではないが……)。

 まだまだ完璧とは言えないが、少しずつ状況は良くなっている、と言えると思う。

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