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前回リストアップしたアプリから、いくつかピックアップしてご紹介。()内は購入時の価格(円)。
アプリ価格ベスト3
1.ウィズダム英和・和英辞典(2800)
egwordシリーズの開発者の一人が設立した物書堂のiPhone用アプリ。初期はトラブルも多かったようだが、現在はアプリ/OS両方のアップデートによって安定して使えるようになった。
2800円というとApp Storeアプリとしてはいささか高いが、ネット環境が無くとも使える辞書はやはり便利だ。ただ、後発のロングマン英和辞典+和英辞典(2アプリで合計3400円)と比較すると悩ましいところかもしれない(ぼくはロングマンが出る前にウィズダムを買ってしまったし、2種類買うほど頻繁には使わないのでそのままにしている)。
1.ウィズダム英和・和英辞典(2800)
egwordシリーズの開発者の一人が設立した物書堂のiPhone用アプリ。初期はトラブルも多かったようだが、現在はアプリ/OS両方のアップデートによって安定して使えるようになった。
2800円というとApp Storeアプリとしてはいささか高いが、ネット環境が無くとも使える辞書はやはり便利だ。ただ、後発のロングマン英和辞典+和英辞典(2アプリで合計3400円)と比較すると悩ましいところかもしれない(ぼくはロングマンが出る前にウィズダムを買ってしまったし、2種類買うほど頻繁には使わないのでそのままにしている)。
2.noteskinnery+(1500)
MOLESKINE(モールスキン/モレスキン)という手帳をご存じだろうか。「ヘミングウェイ、ピカソ、チャトウィンが愛用していた伝説的ノートブック(メーカーサイトより)」であり、この雰囲気をiPhoneに持ち込もうとしたのがnoteskineryだ。以前紹介(ちょっとオシャレなメモアプリ”noteskinery+”)した時にはまだアプリ名が“moleskinery”と“noteskinery”で混在していたのだが、noteskineryに落ち着いたらしい。ちなみに、写真や録音機能の関係かiPod touchにはインストールできない。また、機能を省いて価格を下げたバージョンも存在する。
コストパフォーマンスはあまり良くない(ぼくが購入したときは1500円だったのだが、現在は1400円になっている)が、フォルダ分けしてメモを管理できたり、メモやフォルダごとにさまざまなアイコンを割り当てられるなど、システム手帳のリフィルを追加するような気分でメモをあちこちに分類できるのがちょっと楽しい。Googleスプレッドシートへのバックアップ機能があるため、安心してメモを残していけるのもポイントが高い。総じて「書く気になるメモ」と感じる。
3.Blog Press、Star Wars T.F.U.、Super Monkey Ball、Twitterific Premium、ZeptoPad、リアルサッカー2009(いずれも1200)
Blog Press
以前、いくつかの記事で触れたiPhone用ブログエディタ。Blogger/Windows Live Spaces/MovableType/Typepad/WordPressに対応し、画像投稿/過去記事編集/記事のタグ付け/クロスポスト対応などの機能を持っている。スクロールの仕方がちょっと分かりにくかったり、過去記事の読み込みに失敗したり、Live Spacesで改行してくれないなど細々と問題はある。せめて1000円切れば堂々とお勧めなのだが。
iPhone用ブログエディタ「Blog Press」簡易レビュー
Blog Pressレビューの訂正と補足
訂正
Blog Pressがアップデート
BlogPressがラベル対応
_____
同率3位の他のアプリは、ぼくよりももっとしっかりしたレビューがありそうなので割愛。
個人的満足度(値段に見合ったアプリかどうか)ベスト5
1.My Diary(115)
こういうブログと違って、誰にも読まれたくない文章を思い立ったときに書いていくのに最適なアプリ。思い立ってから書き始めるまでが素早い(起動して+ボタンをタッチするだけ)ので、ちょこちょこメモのように日記を増やしていくことができる。文章をメールすることも出来るので、バックアップしたいメモを取る用途にも使える。また、4桁の数字ではあるがパスワードロックも掛けられるため、デリケートな文章を書いても気持ち的にちょっと安心感がある。
ブログアップ機能なぞ要らん、手帳なんだから自分が読む日記だけあれば十分だ、というのならぜひ買って試してみることをお勧め。
2.Byline(450)
Ver.2にアップデートした記念で値引き中のRSSリーダー。つい最近、無料のRSSリーダーについていろいろ書き、実際NetNewsWireを使っていたのだが、値引きに釣られてホイホイ買ってみたところ今までの努力を吹き飛ばしそうな魅力を感じた。
今バージョンのポイントの一つは、Googleリーダー上のフォルダ分けに対応するようになったこと。また、初期設定ではスターを付けたアイテムとノートを、設定を変えれば新着記事もアーカイブしてくれて、オフラインで読むことができる。全文が表示されないフィードはアプリ内蔵のブラウザで読むことができ、Safariに切り替える手間も掛からない。また、Googleリーダーでの「共有」にしたり、リンクをメールで送信するなど情報をシェアする機能も充実している。
画像の多いページのアーカイブなどで落ちることもあるが、おおむね快適に使えている。オフライン機能の強力さは、地下鉄通勤などでは特にお勧めできそうだ。
3.CameraBag(350)
この記事で紹介したトイカメ風フィルタアプリ。元の値段が同じで機能的にもそっくりなToyDigiと迷ったが、期間限定とはいえ値下げ中であること(最近のアップデートで“Ansel”と“Infrared”の2つのフィルタが新たに追加され、コストパフォーマンスがさらに良くなった)、ライブラリ内の画像にも効果を適用できることなどからこちらを選んだ。
「カメラ用フィルタ」と考えればToyDigiのように撮影時のみ適用できるスタイルは正しいのだが、画像処理に時間が掛かるため素早く撮るのが難しい。なので普通のカメラアプリで撮って、あとからじっくりフィルタを適用できるCameraBagの方が遊びやすい。とりあえず人を撮ってホルガ風に加工したりするだけでもひとしきり遊べるので、モトは十分とれると思う。
4.RjDj album(350)
身の回りの音を録音してイジって遊ぶのが好きな人なら、文句なしにお勧め。ヘッドセットのマイクから取り込んだ環境音を、さまざまな方法で不思議な音楽にしてくれるアプリ。自分の呼吸音、階段を歩く音、キーボードを打つ音、何でも音楽の素材になって耳に飛び込んでくるのがとても不思議で面白い。正直、こんな文章を読むぐらいなら実際に試してみた方が早い。無料版のRjDj singleで試してみて欲しい。
5.駅探エクスプレス(乗り換え案内)(350)
iPhone必須アプリのひとつとも言える乗り換え案内の有料版。さんざんお世話になったのでお布施代わりに購入した(特に違いを調べなかった)が、過去に入力した駅名を素早く選べるようになっていたり細々と向上している。使いやすいインターフェースと相まって、2年間で350円ならコストパフォーマンスは良いと思う。
買って後悔したアプリベスト3
1.Love Tester
今まで何回か書いた「アレなアプリを紹介します」シリーズのネタを探していた時に、無料と見間違えてダウンロードしてしまったという間抜けな経緯もあって、買ったことをいちばん後悔したアプリ。
相性100%を確実に表示する裏技がしっかり備えられているあたり、相性診断の皮を被ったナンパ用アイテムと言うべきだろう。……ぼくには使い途がない。相性診断なら陰陽占いやLove Calcの方が無料だしちゃんとしている。
ちなみに「アレなアプリ」シリーズはお金がもったいない読んだ方にも試していただいていっしょに苦笑してもらいたいという理由で、無料アプリだけを選ぶことに決めている。そろそろ次のネタを考えなくては。
2.iカチンコ(115)
映画で「……アクション!」と叫ぶ時に使うあのカチンコをiPhoneでできるアプリ。日付やシーン名を書き込んで、シェイクすると「カチン!」と音を立ててくれる。が、そもそもぼくには使い途がない上に、狭い欄にシーン名などを書き込むのは意外と大変で、変な文字になってしまう。当たり前だが、一人で遊んでもあまり楽しくないアプリなのだった。
3.Speed Dial(115)
起動すると3×3のマス目が現れて、タッチするとそれぞれに割り当てられた連絡先に電話を掛けてくれるアプリ。便利だろうなあとは思うのだが、基本的に電話を掛けることがめったにないうえ、マス目に割り当てられるような写真をほとんど持っていないため宝の持ち腐れ状態。活用したいとは思っているのだが……。
というわけでざっと紹介してみた。無料アプリも含めれば250個ぐらいはダウンロードしているはずだが、今インストールしているアプリは合計80個(デフォルトアプリやWebアプリと合わせてホーム6画面分)だ。だいぶ使い方は安定というより固定してきているが、まだまだ面白そうなアプリは買う気満々だ。作者の方々にはぜひ良いモノを作っていただきたい。あと「アレなアプリ」で紹介できるネタもガンガン作ってくれるともっと嬉しい。