スキップしてメイン コンテンツに移動

Microsoft Designerでブログのワンポイント画像を作ってみた。

複数のサービスに写真を投稿できるiPhone用アプリを比較

 iPhone用アプリは今や3000を軽く越えていて、選択肢が多いのはいいことだけどとても探しにくい。また、2.1で安定性が高まりバックアップ速度が上がったとはいえ、アプリの数が少ない方が何かと安心なのも事実。
 というわけで、「複数のサービスに写真を投稿できる」「対応しているサービスが日本でもそれなりに知名度がある」という観点からいくつかピックアップしてみた。ちなみに2008/09/20現在、無料のアプリのみを紹介している。

・ブログエディタ系
 CellSpin
 CellSpinというサービスに登録して使うブログエディタ。サポートしているサービスはここに一覧がある。アプリ自体があまり使いやすいとは言えないので、Bloggerを使うのなら次に紹介するLifeCastがお勧め。

 LifeCast
 tumblrとBloggerへの投稿機能を持っている。ただ、必ずそれらの機能を使わなければならないというわけではなく、単にiPhone上で完結する写真付き日記として使うこともできる。位置情報もいっしょに投稿できたりするが、投稿にかかる時間が少し長いのが難点。

・写真投稿系
 PixUp
 flickr、Picasa、Facebookに位置情報付きで投稿できる。投稿先を画面下のアイコンから選べたりするなど操作性は悪くないが、投稿時にアプリが落ちてしまうなど、ぼくの環境では安定性がイマイチだった。

 ShoZu
 ShoZuというサービスに登録して使うアプリ。もともとNokia携帯用アプリなどがある中で、iPhone版としてリリースされたような感じ。日本ではなじみのないサービスも含めて非常に多くサポートしており、flickr、twitpic、Picasa、Facebook、Photobucketなどの写真サービスから、Vox、TypePad、Blogger、Windows Live Spacesなどのブログサービス、あるいはtwitterまでをひとつのアプリで管理できる。リリース当初は日本語タイトルを写真に付けると文字化けしたりしていたが、最近のアップデートでそれも解消された。たくさんのサービスを使っている人にはイチオシ。

 Pixelpipe
 CellSpinやShoZuと同様、Pixelpipeというサービスに登録して使う。対応サービスはそれら2つよりも多い(なじみのない名前ばかりだが……)。また、利用しているサービスがなくてもFTPに送ったりメールとして指定したアドレスに送ることもできる。
 最大の特徴はアプリ上でアップロードの操作を1回するだけで、登録しておいたサービスすべてに一気に写真が投稿されることだ。CellSpinやShoZuは、一度に投稿できるのは基本的に1つのサービスに限られる。が、Pixelpipeはアクティブになっているサービスすべてに一度に写真を送ることができる。これは状況によっては便利だと思う。
 大きな難点が二つ。一つはカメラで撮った写真のみがアップロード対象になること。画面キャプチャや、Safariで保存した画像などはリストアップされない。もう一つは、日本語のタイトルやキャプションを付けると、思いっきり文字化けすること。これが解消されれば、ShoZuと同じかそれ以上にお勧めなのだけど。

・twitter系
 gyazickr
 twitterに投稿するためのシンプルなアプリ。発言を見る機能はいっさい備えておらず、投稿後にSafariかTwitterFonを開くことで連携する(設定を変えれば投稿だけで済ませることもできる)。シンプルな操作で使いやすい。
 画像を投稿する際、バックエンドとしてflickr、tumblr、gyazickr(作者のflickr)を選べるようになっており、テキストはtumblrにもいっしょに投稿されるため、twitterとtumblrのクロスポストのような感じで使えるので、お勧め。

 

このブログの人気の投稿

[自分用メモ] Sony Tablet Pのroot化、Link2SD、Swap設定、フォント変更

こんばんは、モバ( Twitter @yubile 、 G+ )です。 プリモバイル版009Zが届いたのでいじり倒しています。SIMフリーになっていること(BB.exciteのSIMで確認、テザリングも設定を呼び出すアプリを使えば利用可能)と、意外なぐらい動作が速く(ただし純正ホームアプリを除く)防水&ワンセグ付きはありがたいところ。ただデフォルトのAPNだとMMSが送受信できなかったのと、root化の方法がなさそうなのが残念(Android 2.3なのでプリインアプリを凍結するために欲しかった)。   さて今日のネタは、折りたたみ式二画面タブレット、Sony Tablet Pをゴニョゴニョした話。いろいろとクセはありますが面白いマシンであることには変わりないので、root化したついでにいじってみた備忘録です。 ※なお、この記事に書かれていることを実行して何か損害があっても、ぼくや紹介したサイトの方々も補償はできません。くれぐれも自己責任でお願いします。   (1) root化 まず肝心のroot化ですが、Androidをいじり倒そうというなら避けては通れないXDAのフォーラムで、オールインワンツールが配布されています。ちなみに、オールインワンと言っても使用にはAndroid SDKをインストールしたWindows PCなどの下準備が必要です。   S.onyTablet.S v6.4 [ALLinONE] – new: R5A ROOT!!! automatic ICS ROOT!, JB ROOT! – xda-developers         最新の4.0.3 release5aにも対応していますので、うっかりアップデートしてしまった人でもツールの指示に従うだけでroot化が完了します。またroot/unrootだけでなく、公式ファームウェアのアップデート通知が出続ける件を解決するパッチなど、便利なツールもひとまとめになっていてありがたいです。     (2) Link2SD Sony Tablet Pは内部ストレージの容量が1.84GB(設定>ストレージより)と、Sに比べて少ないのが難点です。というわけで、アプリをSDカードにインストールしつつ内部ストレージにインストールしたかのように振る舞う Link2SD を使います。Androidも4.0以降になる

非自炊的電子書籍生活・BookLive!編「自炊お断り!」な専用端末Lideoを買って みた!

こんばんは、モバ( @yubile )です。 PQIのAir Cardと、 加賀ハイテックのTAXAN MeoBank SD という、目的の被りそうなアイテムを同時に注文しちゃいました。届いたらレビューを書くつもりです。   さて、今日のネタは電子書籍サービス BookLive! の専用端末「Lideo(リディオ)」です。Sony Reader(PRS-650)、楽天Kobo touch、Amazon Kindle Paperwhite 3Gと来て電子ペーパー4台目、電子書籍端末という意味ではSH-07Cもあるので5台目です。iPadとNexus 7とSony Tablet Pだって電子書籍を読むのに使ってます。いやはや。iPad miniを買ってアプリ使い分けた方がよっぽどラクじゃねえの? とか自分に囁きたくなります。 そんなLideoですが、先に結論を言っちゃいますと 「WiMAXで本を買うの意外と快適」「凸版明朝&ゴシックが割と綺麗」「足りないものは解像度とフロントライトとまともな同期機能」「BookLive!&Lideoしか使わないならアリかな」「自炊派の方は選択肢たり得ません」 といったところ。 では行ってみましょう。なお、前述の他サービスや端末との細かい比較についてはInternet Watchの こちらの記事 をどうぞ。 Lideoハードウェアと初期セットアップについて  Lideoは「読書好きだが電子機器やインターネットには疎い」という層に向けて作られた端末だ。 だからボタン類は「本棚」「書店」「メニュー」「戻る」「文字」そして「電源」と、すべてに日本語表記がしてあったり、 “利用を開始するにあたってBookLive!のウェブサービスのアカウントなどは不要で、Lideoの電源投入後に誕生日、性別、パスワードを設定するだけで初期設定が完了する。メールアドレスさえも登録する必要がない” ( “インターネット要らず”の電子書籍端末「BookLive!Reader Lideo」発売 -INTERNET Watch より)のが特長だ。 ぼくの場合はもともとiPadとNexus 7でBookLiveを利用していたので、そのアカウントを入力してアクティベーションした。この場合、BookLiveに登録した他の端末としおりや本棚の同期ができるし(ただし後述するが残念な

最近のパケット事情(または断捨離し損ねた通信契約の話)

こんにちは、モバ( @yubile )です。 かれこれ半年近く更新しなかったわけですが、今日もなんとなく生きています。 IIJmioを解約した のが昨年10月のこと。 その後ZenFone 7を衝動買いした結果、持ち歩くスマートフォンが現在4台です。 内訳はこんな感じになっています。 (1) iPhone XS Max(ソフトバンク:ウルトラギガモンスター+)=メイン (2) Zenfone 7(mineo:au回線 10GB通話付きプラン)=サブ (3) OPPO A5 2020(楽天モバイル)=モバイルルーター的用途 (4) Rakuten mini(DENT)=Edy、nanaco、WAON等 Google Pixel 3aも使っていたのですが、5台はさすがに多いのでしばらくお休みしてもらうことにしました。Android 12がリリースされたら真っ先にアップデートして試そうかなと思います。 ……本来のイメージはiPhoneとRakuten miniの2台持ちぐらいで済ませるつもりだったんですが、どうしてこうなった。 あと、Zenfone 7が楽天モバイルに完全対応してくれてれば、(2)と(3)は統合できたんですよねえ。アップデートお願いします>ASUSさま。 ちなみにRakuten miniに入れているDENTのeSIMは、いわゆる海外ローミング回線です。有効期間が365日と長い上に1GBが4.99ドルという、「とりあえず入れておくSIM」にピッタリのヤツです。ローミング先がドコモ回線なのでRakuten miniのロットに左右されますが、電子決済で通信が必要な場合に役立ちます……と言いたいのですが、問題もあります。いずれ別記事で。