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Microsoft Designerでブログのワンポイント画像を作ってみた。

2.0をいじってみる。(1)

 iPhone 3Gを手に入れられなかったので、とりあえずiPod touchを2.0にアップグレードしてお茶を濁すことにした。
 iPod touch 2.0になって良かったことは、
 ・App Storeからダウンロードしたアプリケーションが使えるようになった
 ・Appleの新サービス“MobileMe”に対応した
 ・日本語入力に、日本の携帯電話ライクな10キー方式が追加
あたりだろうか。

 まず、アプリケーションをiTunes経由でインストールできるようになったことは大きい。Jailbreakする以外にアプリを使う方法はなかった(Webアプリという手はあるが、ネット接続が前提なのが欠点)ところに、正式にアプリを使う方法が出てきたからだ。
 ただ、システムに深く関わるようなアプリは作れないようになっているらしく、使うアプリのジャンルによってはJailbreakの方が便利な場合もあるかもしれない。すでに2.0も脱獄法が見つかっているとのことなので、まだまだ共存していくことになりそう。
 ぼくが使い始めたのは、Remote(iPodからPC/Mac上のiTunesを操作)、Shozu(さまざまなブログやSNSなどを横断して写真を投稿)、facebook、MySpace(どちらも同名SNS専用アプリ)、Big Canvas PhotoShare(Win95の開発に関わった日本人エンジニアの作った新しいSNS)、Zenbe list(情報マッシュアップのZenbeとシンクロできるToDoリスト)、駅探エクスプレス(駅前探検倶楽部の経路探索が使える)などなど。
 まだ有料アプリは試していないのだが、無料でもずいぶん楽しめる。以前は無料だったアプリが有料になったりと残念な面もあるが、まだまだアプリが増えそうで楽しみだ。

 今までZaurus、Palm、WindowsCEなどいろいろなハンドヘルドデバイスをいじってきたが、かつてこれだけシンプルなソフトウェア販路はなかったと思う。
 買う側にしてみると、パッケージソフトがリリースされても通販か秋葉原のマニアックなショップでしか買えなかったり、ダウンロード販売も使いやすい仕組みがなくてややこしかったりした。
 昔、ザウルスのソフトをコンビニで買ったことがあるが、端末にメモリカードを差し込んでデータをダウンロードするというものだった。ひどいことに「データが消えても責任持てません」というような文面があった。購入専用にメモリカードを持てと? コンビニで買えるという発想は良かったが、いまいちツメが甘い感じだったのを覚えている。
 そこへ持っていくと。iTunesとiTunesストアというすでに慣れた人の多い環境を利用してアプリを販売するというのはとても理にかなっている。販売手数料30%(つまり販売価格の70%が開発者に直接入る)は高いのか安いのか、ソフトウェア販売をしたことがないのでわからないが(高いという声も安いという声もある)、個人の開発者なら年間99ドル+販売手数料のみで世界中を相手に商売できるわけで、決してボッタクリではないように思う。

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