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RICOH GX200 29.4mm相当 F3.8 1/540秒 ISO64 -0.3EV
写真と文章に関連はありません。
さて、iPod touchを2.0にしてiPhoneが来るまでじっくり楽しむお話。今回はMobileMeについて。
iPod touch / iPhoneでのMobileMeの設定は、「設定」>「メール/連絡先/カレンダー」を選び、MobileMeアカウントをタッチすると、それぞれの項目(メール、連絡先、カレンダー、ブックマーク)について同期をオンオフできる。また、同じく「設定」でプッシュをオンにしておくと、プッシュによって自動的に情報が同期するようになっている。たとえばメールをプッシュに設定しておくと、メールの着信を音で知らせてくれる。ネットにさえ繋がっていればiPod touchでも可能なので、無線LANがあるところならちょっとだけiPhone気分を味わえるというわけだ。
MobileMeになってから、Windowsでも同期が可能になった。同期できるのはアドレス帳、カレンダー、ブックマークの三つ。同期を行うには、iTunes7.7と同時にインストールされるMobileMeコントロールパネルを使う。
たとえばアドレス帳の同期先はOutlook以外にも、Yahoo!やGoogleのアドレス帳なども使える。また、ブックマークはIEの他、もちろんアップル謹製のSafariとも同期できる。MacでもWindowsでもSafariを使っているのなら、Firefox+Google BrowserSync(開発終了しオープンソース化)に近い使い方ができる(あくまで同期されるのがブックマークだけなので、履歴などの面倒も見てくれるGoogle BrowserSyncには敵わないが)。
とりあえず、アドレス帳とカレンダーはOutlook2003と同期し、ブックマークのみWindows版Safariと同期してみることにした。カレンダーとブックマークには特に変なところはなかったけれど、アドレス帳はグループの扱いがMacのAddressbook.appとWindowsのOutlookで異なるようで、ちょっと面倒なことが起きた。
Addressbook.appでのグループ分けは「コピー」であり、グループから消しても元の連絡先データは残る。いわばiTunesのプレイリストのような扱いだ。一方、Outlookでのグループ分けは「移動」なので、グループから消すことは連絡先データそのものを消すことと同じになるようだ。なので、Addressbook.appからMobileMe経由でOutlookにシンクすると、複数のグループに登録されている連絡先が、グループ名のABC順で最も早いグループにのみ登録され、他から削除されてしまうようだ。
思想の違いといえばそれまでだが、両方使う場合は気をつけないと戸惑いそうだ。ただしぼくはOutlook2003でしか試していないので、2007ではまた違うのかもしれない。