スマートフォンの画面コーティング剤をいろいろ使い比べ中

おはようございます、モバ(Twitter @yubileG+)です。

最近はあちこちからエナジードリンクが出るようになりましたね。やはりブレイクの切っ掛けはレッドブルなんでしょうか。

そんなブームに釣られて、セブンイレブン先行発売の「スターバックスリフレッシャーズエナジードリンク」を買ってきたのですがまだ飲んでません。あとのお楽しみ。

 

さて、今日のネタはスマートフォンやタブレットの表面に塗るコーティング剤のお話。

全面タッチパネルのデバイスでは指紋汚れの対策が欠かせません。最近のスマートフォンはだいたい撥油コーティングが施してあるのが一般的なようですが(たしかiPhoneだと3GSあたりからコーティングされていたと記憶しています)、あくまで塗ってあるだけなので、使ううちに消耗して効果が薄れてきます。

対策としては

(1) 液晶保護フィルムを貼る

(1)’ 液晶保護ガラスフィルムを貼る

(2) コーティング剤を塗る

(3) (1)+(2)もしくは(1)’+(2)の組み合わせ

(4) いっさい気にしない! 汚れはそのつど拭き取る!

といったところでしょうか。

(4)ぐらい割り切ってしまえれば楽なのですが、ファミコンソフトのパッケージは注意書き1枚に至るまできっちり保存する神経質な人間としては、たとえ2年で乗り換えるとしても汚すのは忍びないわけです。それに最近はスマートフォンのハードウェアも一定のレベルを超えてきたので、おそらく2年を超えても使い途はまだまだあるだろうという思いもあります。

 

というわけで選択肢は(3)、液晶保護フィルムやガラスとコーティング剤の合わせ技です。

今回はATMOS Hard Shield Glassを貼ったiPhone 5、GLAS.tを貼ったiPad第3世代、GLAS.t SLIMを貼ったXperia Z、メーカー忘れましたが保護フィルム装着済みのXperia ray、Overlay Magicを貼ったPS Vitaなどでも試してみました。裸の状態ではまったく試していないので(小心者ですみません……)、ご了承ください。

 

まだ使ってみていないものもあるので、結論は時間をおいて出すことにして、今まで使ってきたものをまとめてみます。

 

ELECOM スマートフォン用タッチパネル洗浄・抗菌ワックス

○な点

・クロス付きで安い、その辺の家電量販店などで普通に売っていて買いやすい
・汚れはけっこうとれる
・塗った直後は滑りが良くなる感じ(ワックスというだけある?) 

×な点

・滑り改善や防指紋の効果があまり持続しない(ので、安くても結局コスパが良くないかも)
・防指紋コート済みのフィルムなどだと白い跡が残る?

コメント

入手性の高さと安さがポイント。とりあえず汚れはとれるので、ワックスよりもクリーナーとして買う方がお勧め。

 

ニデック 高性能防汚コーティング剤 Prorine プロリーネ

○な点

・30mlあるので多めに塗っても安心
・メガネにも使用可能&メガネには効果高い
・速乾性で拭き跡なども残りにくい

×な点

・少々高い
・原理上、ガラスでないと効果が薄い(らしい)
・あまりにも速乾なので、塗ったらすぐ広げないと追いつかない
・効果はないわけではないが、劇的というほどではない

コメント

Amazonや楽天などで買えるが、送料含めて2500円程度する価格がちょっとネック。また、もともとメガネ用だったからか、スマートフォンやタブレットのガラスよりもメガネレンズの方が相性が良い。メガネ愛用者なら兼用できるということで買っても良いと思う。

 

ワイドワーク LIQUID-ARMOR(ウェットティッシュタイプ)

○な点

・ウェットティッシュの1回使い切りタイプで面倒がない
・袋もジッパー付きで保管がしやすい

×な点

・注意書きにある通り、なかなか強烈な匂いがする
・24時間さわらずにおく必要がある
・2枚で990円という微妙なコスパ(1枚でiPad+iPhoneぐらいは塗れるが……) 
・ガラスでないと効果がない(マイクロソリューションのPro Guard TLなどではダメらしい) 

コメント

汚れ防止よりも傷防止が主目的なコーティング剤なので、もともと傷に強い保護ガラスに塗っても効果のほどが不明。ただ、ハッキリと白い物が付着するので、コーティングされていることは分かりやすい。普段使うデバイスを24時間触らずに置いておけるかどうかがポイントかもしれない。

 

アピロス 耐指紋性撥油コーティング Fusso

○な点

・汚れが拭き取りやすくなり、滑りも良くなる

×な点

・高い
・塗る作業が割と面倒
・8〜12時間の放置が必要

コメント

同社の保護ガラス、クリスタルアーマーシリーズにも使われているコーティング剤。今回紹介した中では効果が高い方だが、価格もそれなり。また、8〜12時間程度の放置が必要なので寝る前に塗るのがお勧め。

 

コルペエコー アンディコルペ ポリグラス

○な点

・粘性が少しあり、さほど速乾でもないので少量でも塗り伸ばしやすい
・もともとカー用品なので、メガネや時計、車のミラーなどいろいろ使える
・汚れが付きにくくなるかは微妙だが、落ちやすくはなる 

×な点

・高い
・情報が少ない(商品名でググっても全然出てこない) 
・8時間ほど放置が必要

コメント

会社名でググってもマピオンなどの地図情報しか出てこなかったり、楽天で検索すると化粧品しか出てこなかったりする(ぼくにとっては)謎の会社。珍しくここのコーティング剤は青くてちょっと粘性がある不思議な液体だが、効果は悪くない。

 

マイクロソリューション クリスタルコート CRYSTAL COAT #01

○な点

・高いが量も多いので、使いまくるならコスパは良い
・ガラスだけでなくポリカーボネートなどいろいろな素材に使用可能
・ツヤが出る

×な点

・ちょっと試したい向きには高い
・塗る→一晩放置のサイクルを3回ほど繰り返す重ね塗りが必要なので、手間が掛かる
・フィルムやガラスなど材質によっては拭き取りきれないムラが目立ってしまう

コメント

ここで紹介はしたものの、スマートフォンやタブレットのガラスよりも、PCやモバイルデバイスのガワ、ケーブルなどに塗る方がお勧め。ほっとくと応変しやすいApple純正Dockケーブルなどに塗っておくと効果覿面。Magic Trackpadなんかも滑りが良くなるのでお勧め。

 

 

以下はオマケです。

購入済みで、今後使用予定のもの

セントリックス ナノトルプロ

ナノコーティング剤「nanotol pro」 株式会社セントリックス

 

 

汚れをとるプライマーとコーティングするシーラーの2種類を組み合わせるコーティング剤。細かい傷も埋めてくれるとのことで気になります。

 

マイクロソリューション PRO GUARD LFC COATING LIQUID

“ガラス、フィルム(ARコート付、ブルーライトカットが効果的)眼鏡レンズ(ガラス、プラスチック)、など様々なコーティングの施された精密な製品にも塗布が可能”という触れ込み(メーカーサイトより)が気になって注文。果たしてどの程度のものなのでしょうか。

 

気になっているもの

SANNO プロテジュ

ウィン・テック ぬってか・ピカグラス

いやはや、本当にいろいろ増えましたね。片っ端から試したいけどお金と時間が……。

DropBoxを無料版で済ませるためにフォルダアクションを活用してみる

こんばんは、モバ(Twitter@yubileG+)です。

オンラインストレージは世の中にいろいろありますが、知名度や連携可能なアプリの数から言って、DropBoxがデファクトスタンダードでしょう。

個人的には、スマートフォンの写真やPCに読み込んだデジカメ写真などをまとめてくれる「カメラアップロード」機能が特に気に入っています。

しかし、無料版(かつ紹介をしない状態)では5GB+αの容量しかなく、写真以外のデータも入れておきたいとなればストレージは不足しがち。ソースネクストがヨドバシカメラで100GB/8,500円のパックを出していますが、30GB/3,000円ぐらいならまだしも、ちょっと持て余しそうです。

 

というわけで今試しているのが以下の方法です。

(0) 必要なもの

・常時稼働のMac(Automatorとフォルダアクションが使える10.5 Leopard以降のOS Xが必要。今回は10.8 Mountain Lionにて)
・オンラインストレージのアカウント 

 

(1) 他のオンラインストレージを用意

既にアカウントを持っているサービスの中から、候補として「Copy」「Box」「SkyDrive」をチェック。

いずれも使い勝手ではDropBoxに譲るものの、容量が多い(Copy:20GB、Box:50GB、SkyDrive:25GB)こと、他の用途に使っておらず容量が遊んでいること(GoogleドライブはGmailなどで使うため容量を空けておきたい)を重視して選びました。

 

(2) Mac用クライアントをインストール

どのサービスもMac/Windows/iOS/Androidのネイティブクライアントが用意されていますので、Mac版をインストールし同期用フォルダを指定します。SkyDriveのみ、同期用フォルダをネットワークボリュームに置くことができません(DropBox、Copy、Boxはいずれも可能)。

 

(3) Automatorでカメラアップロードフォルダにフォルダアクションを関連づける

スクリーンショット 2013 06 22 17 56 52

Automatorの新規作成で「フォルダアクション」を選びます。

スクリーンショット 2013 06 22 17 57 20

赤く囲んだ所で関連付けるフォルダを指定し、青く囲んだ所で保存する先のフォルダ(この場合はCopyフォルダ内のPicsフォルダ)を指定して、ワークフローを保存&終了。

こうすると、DropBoxのカメラアップロードフォルダにファイルがコピーされる度、そこから指定のフォルダにコピーされます。今回はCopyを選びましたが、SkyDriveやBoxでもやり方は同様。DropBox側のファイルはタイミングを見計らって削除してしまえば、容量が節約可能というわけです。

ちなみに、フォルダアクションのワークフローをテストしてみたい場合は「指定されたFinder項目を取得」というアクションを最初に入れて、関連付けたいフォルダを指定してやらないと動きません。逆に、実際にフォルダアクションで使う時には不要です。

 

(4)この方法のメリットは?

DropBoxの容量節約以外のメリットは、実はあんまりありません。強いて言うなら複数のストレージを使うことでのバックアップ、ちょっとした自動化ができたことでの自己満足、それとスマートフォンのバッテリー節約ぐらいでしょうか。

DropBoxやCopyには撮影画像をその場でアップロードする機能があるのですが、バックグラウンド動作に制限のあるiOSと違い、Androidでは裏で通信してアップロードするため、即時性は高いもののバッテリーにはやはり影響が大きくなります。そこで、DropBoxにまずアップロードし、残りは自宅のMacに肩代わりしてもらおうというわけです。

 

(5) 応用編:フォトストリームもどきとか

まだ試行錯誤中ですが、Automatorアクションの「Finder項目にフィルタを適用」を使って、撮影から一定時間が経った写真を自動的に削除するようにすると便利かなと考えています。たとえばDropBoxは容量に余裕がないので2週間、Boxは余裕があるので60日、など。あるいはSNS投稿用に自動で縮小したものを別のストレージ(と同期したローカルフォルダ)にコピーするというような操作も自動化できます。というかこのワークフローは単なるFinderでのコピーなので、写真以外のファイルをバックアップする用途の方が便利かも……。 

ともかく、Automatorとフォルダアクションはかなり簡単に作業の効率化ができるツールなので、Macをお持ちならぜひ試してみることをお勧めします。

 

(6) 番外編:Pogoplug Cloud + Pogoplug Backup

Pogoplug Cloudはキャンペーンで2,980円/年の時に申し込んだのですが、何と言っても容量無制限なのが魅力。ただクライアントがいまいち不安定なこと、サービスの仕様変更が激しいこと、何より遅いことが気になります。

とはいえ、やること自体はとても簡単。Pogoplug Backupアプリを起動し、DropBoxのカメラアップロードフォルダを指定するだけ。Pogoplugはアップロード先に関係なく「写真」というくくりで時系列順にサムネイルが表示できるので、複数のスマートフォンを使っている場合などは便利です。反面、あらゆる画像をリストアップしてしまうので、クリップアート的なものとかアイコン類まで取り込まれてしまって面倒な部分もあります。

ちなみに~/Library/Mobile Documentsを指定するとiCloud書類のバックアップができたり、~/Library/Application Support/iLifeAssetManagement/assets/sub/を指定するとフォトストリームの画像をバックアップできたりします(ただ、サブフォルダがたくさんできるのであまりお勧めしません)。

容量無制限なのを活かして、他のオンラインストレージと同期しているフォルダを丸ごとバックアップしてしまうのもアリかもしれません。

ヘッドホンレビュー・Mystic DOC〜低音好きは試してみる価値があるかも

2013 06 19 00 47 37

こんばんは、モバ(Twitter@yubileG+)です。

NTT-X Storeのセール案内で、見たことのないスマートフォン用イヤホンマイクがあったのでポチってみました。それがこのMystic DOC(以下DOC)です。

ちなみにメーカーサイトはこちら。

裕徳アドバタイジング|製品情報「リモコンマイク付きイヤホンMystic DOC」

 

 

 

「反響板を利用して音を反響させる革新的な技術IST(反響音スピーカー:Inverted Sound Technology)を採用」「特に「低音」の迫力は最高級のイヤホンに匹敵し、迫力に満ちたサウンドをお楽しみいただけます。」というのが謳い文句です。

こういうちょっと特殊な作りのイヤホンというと、ビクターHA-FXT90ナインウェーブNW-Studio Pro、それから(あまりに気に入らなくて記事にしなかったのですが)マクセルの骨伝導イヤホン「VIBRABONE」なんかを持っていて、何だかんだで試してみたくなるわけです。

 

なお、聴取環境は第五世代iPod touch(64GBレッド)+標準ミュージックアプリ(iOS 6.1.3非脱獄)と、Xperia ray(PHILIPS SHE8005付属の4極変換コネクタ使用)+PowerAMP(カスタムROM Super Jelly Bean使用)の組み合わせで、聴き比べた曲はMay’n「Giant Step – May’n ver.-」(Appleロスレス)、Living Colour「Cult Of Personality」KOKIA「”New Day, New Life”」(iTunesで購入したAAC 256kbps)などです。

結論から言うと、確かに低音はなかなかの迫力です。低音が好みでない人が聴くとキツいものがあるレベルです。
ただ、最高級のイヤホンに匹敵かというとどうなんだろう……そもそも最高級のイヤホンで低音を売りにしたモノってなかなかないですしね。とはいえ、ダイナミック型カナルイヤホンはドライバの大きさ=低音の量みたいなところがあるので、普通サイズのハウジングでこの低音はちょっとした驚きがありました。

手元にあった低音が強めのイヤホンからいくつか(Victor HA-FX3X、SONY MDR-XB90EX、ZERO AUDIO Carbo BASSO、Audio Technica ATH-CKM500)選んで聴き比べてみましたが、DOCの低音が量で勝ると感じました。傾向が比較的近いのはCarbo BASSOでしょうか。低音がそこそこ締まっていることもあって、量が多い割に中高音の邪魔になりにくいのも良い点です。

難点は高音がちょっと物足りないことと、いわゆる「サ行」の音が少しキツいことです。

 

さて、音質だけ見るとこんなところですが、スマートフォン用イヤホンマイクとして考えると……「機能はちゃんとしてるけど安っぽいな」というのが正直な感想です。ただ、ハウジングの反響板が入っていると思しき部分はアルミ製のようですし、コストを掛けるところとそうでないところをきっぱり割り切った結果なのでしょう。

まず、装着感はごく普通のカナル型です。特に大きいとか重たいということもないので、カナル型に慣れた人なら問題なく使えると思います。

ケーブル長はメーカー曰く120cm。平べったいきしめん型ケーブルで、赤を選んだのですがゴムのようなくすんだ色がかなりアレです。

2013 06 19 00 49 16

リモコンも似たようなカラーです。ボタンは1ボタンのみでiOS用の音量ボタンはありません。通話は試していませんが、SiriやGoogle音声検索で使う限り、マイクの感度は必要十分です。

2013 06 19 00 45 36

コネクタはL字型で、堅い素材で覆われています。まったく柔軟性がないので、結局根元から断線するんじゃないかなとちょっと不安。ちなみにarcやray以前のXperiaに差す場合、4極変換アダプタが必要になります(アダプタ無しだとリモコンどころか音も聴けません)。

付属品はサイズ違いのスペアイヤーピース2種とキャリーケース。この価格帯だとケースではなく巾着だったりすることも多いので良い方です。

 

3,980円の有線イヤホンマイクというのは比較する相手が少ない(もっと安いかもっと高いか、あるいは同価格帯ならBluetoothの安いモノがこのあたり)のですが、普通のイヤホンとして考えてもこの価格帯でこの低音は質、量ともになかなか珍しく、そこがハマればコストパフォーマンスは高いと思います。デザインが微妙ですが、まあ自分が思うほど他人はイヤホンなんぞ見ていないものです。……たぶん。

BIC SIM powered by IIJを申し込んでみた!

こんばんは、モバ(Twitter@yubileG+)です。

2013 06 14 14 42 47

ビックカメラが販売するIIJmioのMVNOサービス「BIC SIM powered by IIJ」が届きました。

IIJmioウェルカムパック for BIC SIM|BIC SIM powerd by IIJmio

このパックのポイントは、通常のIIJmio 高速モバイル/Dサービスと同じ料金で、月額380円の公衆無線LANサービス「Wi2 300」がオマケで使えるところ。

両サービスとも既に使っているのですが、解約してこのBIC SIMに一本化してみました。

 

ちなみに、Wi2 300の申し込みはまずIIJmioの手続きをしてから(この時、SIMカードの電話番号とSIMに記載されたICC IDをWi2に通知する旨の同意を求められます)、BIC SIMオリジナルプランの申し込み用ページへアクセスしてIIJmioの電話番号&ICC IDを入力します。というか、たったそれだけでOKです。IIJmioを申し込んでから5分ぐらいでWi2にアクセスしましたが、問題なく手続きできました。

Wi2 300は、ぼくの普段の行動範囲ではあまり問題ないのですが、たまに遠出すると繋がりにくいポイントもけっこう多いと感じます。ただ、ローミングを含めてそもそものアクセスポイント数が非常に多いため、アカウントを持っておくと何かの時に役立つかもしれません。

 

それにしても、IIJmioは最近の増速(128kbps→200kbps)やクーポン増量など、いいところを攻めてきます。公称200kbpsと言いつつ実際は250〜300kbps程度のスピードが出るところも相変わらずで、945円でこれが使えるのだからありがたい話です。各キャリアもこのぐらい廉価なパケットプランを出してくれないものでしょうか。

Ankerの飲食店とな