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MDR-1000X、到着! ついでにデレステも遊んでみた。

こんばんは、モバ(@yubile)です。

今日は前置き無しで、ソニーのワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン「MDR-1000X」について!

MDR-1ABTと比べながらファーストインプレッションをまとめてみたいと思います。 

開封

 

ケースにしまわれた状態で箱に入っています。思っていたよりコンパクトなケースなので、このまま持ち歩いてもイイかなという感じ。

開けた直後に、いわゆる”新品のガジェットの匂い”がとても濃くて、久しぶりに興奮しました(変態ですみません……)。

  

使用開始

初期充電を終えて、さっそくiPhone 7 Plusに接続。電源をオンにして頭に被ると「Bluetooth Pairing」という声がさっそく出てびっくり。

1000Xは電源オンオフやモード切替の時に、女性の声でボイスガイドが入ります。チョット未来っぽい(?)。

 

そしていきなりの静寂

 

別にうるさいと思っていなかった自室にも、これだけ静かになる余地があったんだなあと思うと感慨すら覚えます。

音楽を流さなくてもこの静寂だけで楽しめる、というと言い過ぎでしょうか。

ちなみに、東プレRealforceキーボードの打鍵音は割と聞こえます(ただし静音モデルではないのでややうるさくはあります)。まあ音楽を流していれば気にならないレベルですが。一方、MacBook Proのキーボードはまったく聞こえません。

 

装着感

これはかなりイイ感じです。ぼくはやや頭が大きい方なので、試着なしでヘッドホンを購入するのはちょっとしたバクチなのですが、今回は見事に勝利したようです。

またありがたいことに、メガネを掛けたままでも問題なく装着できますし、ツルが顔に押しつけられて痛いというようなこともありません(オンイヤータイプや小さめのオーバーイヤータイプでありがちです)。

そして何より、ケーブルが必要ないこと。世間では完全左右独立型Bluetoothイヤホンが出始めていますが、MDR-1000Xのようなオーバーヘッドタイプのヘッドホンがケーブルレスなことは、イヤホンとはまた種類の違う開放感をもたらすと思います。

難点と言えば、密閉度が高くてやや蒸れることでしょうか。いちおう放湿性の高い素材ではあるらしいので、これでもマシな方なのかもしれませんが……。

  

操作感

1ABTでタッチコントロールには慣れていたので、すぐ馴染めました。

一時的に音楽の音量を下げ、周囲の音を取り込む「クイックアテンションモード」は、タッチコントロール部全体にペタッと触れるのがコツのようです。慣れれば指2本か3本ぐらいでも発動できます。

アンビエントサウンドモード、ノイズキャンセリング、そして電源のボタンは左ハウジングの下端から後頭部に向かって並んでいますが、それぞれのボタンについている突起の大きさが違うため、手探りで分かるようになっています。

また、上述しましたが、モード切替時などは女性の声でガイドされるようになっているので、現在どのモードを選んでいるかがすぐ分かるようになっています。声優さんの声でガイドするバージョンをぜひ

ちなみに、オーディオケーブルを挿すとBluetoothが切断され、その後ケーブルを抜くと電源もオフになるようです。

 

音質

※NCオンを前提にチューニングしているそうなので、特に注記していない限り基本的にNCオンで聴いています。

MDR-1ABTに比べてやや低音が軽い気はしますが、高音から低音までバランスが良いです。一聴して「ああ、いいねえ」と言える感じの音。

NCオフにすると、少し低音が増えて柔らかくなります。

 

ちょっと面白いのは、96kHz/24bitの曲をウォークマン(NW-A26)のLDAC音質優先で聴く場合(LDACだとDSEE HXはオフになる)と、iPhoneのAAC(同じファイルをAACに変換したもの)で聴く場合(NCに加えDSEE HXもオンになる)で、ぱっと聴いた印象が非常に似ていること。

細かく聴いていくと違う気もするんですが、DSEE HXがちゃんとコンセプト通りの仕事をしているんだなと感心しました。

 

一方、通話の音質も期待した通り今回のマイクがかなり良いらしく、FaceTimeオーディオで話した相手からもちゃんとハッキリ聞こえたとの感想をもらいました。HD Voice搭載に加えて通話時もノイズキャンセルが効くらしく、こちらもとてもハッキリ聞き取れます(まあ、半分はFaceTimeオーディオの音質が良いおかげなんでしょうけど……)。

ついでにボイスメモで録音も試してみましたが、かなりキレイに録れています。正直、ぼくが今まで使ったヘッドホン・ヘッドセットの中でも、有線のものを含めてベストだと言えます。

通話目的でMDR-1000Xを買うことはなかなかないでしょうけど、通話もぬかりなくこなせますよ、ということです。さすがは最高峰モデルですね。

 

 

デレステ!!

以前も書きましたが、Bluetoothの鬼門は何と言ってもゲーム、特に入力タイミングがシビアな音ゲーです。

MDR-1000Xが届いたとき、ちょうどイベントのラストスパートだったので、試してみることにしました。

デレステにはタイミング調整機能があり、タッチパネルの反応や自分のクセによるタイミングのずれを、ある程度までは吸収することができます。iOSデバイスでは本来あまり触る必要はないようですが……。

 

 

というわけで、ゲーム自体のタイミングは調整でカバーできます。ただ、タッチした時に出る効果音はこのタイミング調整の対象外なので、自分のタッチ操作と聞こえる音にずれが生じ、かなりやりづらくなります。これもタッチ効果音をオフにするオプションがあるため、少なくともプレイ中は気にせずに済みます。

ただ、普段聞こえる音をオフにして遊ぶというのはなかなか慣れないと厳しいところもあり、ハイスコア更新は大変です。普段から効果音オフにして鍛えておくと良いかもしれません。

 

 

気になる点

上の「装着感」でも書いた通り、ちょっと蒸れます。ノイズキャンセルがあまりに快適なので、音楽を流さずとも長時間つけていたいのですが、夏はあまり使いたくないですね……。

あと、これはMDR-1000Xに直接関係ないですが、LDACを採用した機器を増やして欲しいとか、低遅延に特化してデレステを支障なく遊べるようにして欲しいとか……無茶ですかね。

 

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