スキップしてメイン コンテンツに移動

Microsoft Designerでブログのワンポイント画像を作ってみた。

Xperia Z Ultra SOL24レビュー第2回・改善して欲しいところ #Xperiaアンバサ ダー

おはようございます、モバです。

艦これ春イベントにかまけていたせいで、前回からだいぶ間が空いてしまいましたが、予告通りZ Ultraの改善して欲しい不満点をまとめてみました。
なお、レビューで使用したXperia Z Ultra SOL24は、ソニーモバイルからモニターキャンペーンでお借りしたものです。

 

1.大きすぎて、薄すぎる。

これはもうメリットと表裏一体なわけですが、サイズゆえに扱いにくいと感じるケースがあります。

たとえばおサイフケータイとして使う時。あの平べったい板を片手で保持してかざすのは、微妙に不安定です。薄さの割に面積が広いせいか、端っこをつまんで持つのもフラフラするし……一瞬のことなので気にするなと言われればそれまでなのですが。

また、仕舞う場所に困るという意味でも絶妙な大きさです。

スマホみたいにズボンのポケットに入れると動きが阻害されますし、バッグに設けられたスマホ用ポケットなんかにはまず入りません。かといってタブレット用のスペースにはスカスカでかえって不安定です。もっとも、これは通話機能付きだからこう思うのであって、Wi-Fi機なら小さめのタブレット扱いで財布か何かと一緒にカバンに突っ込んで終わり、かもしれません。

ともかく、これらはもちろん意識して運用すれば大丈夫なのですが、「気を遣わねばならない」ということそのものがストレスになります。慣れでカバー、と言いたいところですが、1ヶ月近く使ってイマイチな感じということは、慣れきる前に買い換えという可能性も大いにあります。ぼくのような新しもの好きの場合は特に。

とはいえ最近はスマホのCPU性能も飽和しつつありますし、このスペックならソニー(と、何よりau)がちゃんとサポートしてくれれば、多少手に馴染むまで時間が掛かっても大丈夫かもしれませんね。

2.ペンが使えるのは便利なんだけど……。

Z Ultraは、別売りの細ペン先タッチペンES22で操作したり絵を描いたりできるようになっています。また、ペンでステータスバーを引き下ろした時のみ、メモとスケッチを起動できるような仕掛けもあります。

これ自体は画面の大きさも相まってなかなか便利だと思うのですが、逆にiPadなどで使っているSu-Penのようなペンと相性が悪くなっています。具体的には、線の書き出しが認識されなくて途切れてしまうこと。ちょっとしたメモには便利なだけに、走り書きの最初が途切れてしまうのはかなりストレスです。

また、このペンのために感度が上がっているのか、ちょっと水飛沫が付着しただけでタッチ操作と誤認識します。ちょっとシャワーを浴びながら動画を観るようなシチュエーションで誤操作から動画が止まったりするのはいただけません。Xperia Zよりも頻繁にそういうことが起きるのが残念です。

3.カメラはちょっとショボいかなーって。

普段の写真はPENTAX Q7なのでまあ要らないと言えば要らないのですが、Z Ultraのカメラはもう少し暗所のノイズが減って欲しい。

Z1は持っていないので比較できませんが、Zの方がまだだいぶマシに見えます。LEDフラッシュがついていない分、ZやZ1よりセンサー自体が暗所に強くあって欲しいところです。次期モデルではフラッシュ装備&センサー強化をぜひお願いします。

あと、ネットでもちらほら見かけますが「プレミアムおまかせオート」だと食べ物写真がビミョーになるのもいただけないかな。ああいう写真は画質より速報性だとはいえ、やっぱり最低限は美味しそうに写って欲しいですし。その辺の画像処理がもっとブラッシュアップされれば良いなと。むしろ本物より美味しそうに見えるぐらいの勢いで!

まとめとオマケ

だいぶ細かい話ばかりになってしまいましたが、毎日肌身離さず持ち歩いて使うために、ぜひ改善して欲しいことばかりです。

また、不満点には挙げませんでしたが「OSアップデートがちゃんと行われるのか」は非常に気になるところ。auとの兼ね合いで早くできないのでしょうが、グローバルモデルはAndroid 4.4 KitKatまで到達していることを考えると、できる限り追いついて欲しいところです。せめてauを気にする必要のないWi-Fi機だけでも。

このブログの人気の投稿

最近のパケット事情(または断捨離し損ねた通信契約の話)

こんにちは、モバ( @yubile )です。 かれこれ半年近く更新しなかったわけですが、今日もなんとなく生きています。 IIJmioを解約した のが昨年10月のこと。 その後ZenFone 7を衝動買いした結果、持ち歩くスマートフォンが現在4台です。 内訳はこんな感じになっています。 (1) iPhone XS Max(ソフトバンク:ウルトラギガモンスター+)=メイン (2) Zenfone 7(mineo:au回線 10GB通話付きプラン)=サブ (3) OPPO A5 2020(楽天モバイル)=モバイルルーター的用途 (4) Rakuten mini(DENT)=Edy、nanaco、WAON等 Google Pixel 3aも使っていたのですが、5台はさすがに多いのでしばらくお休みしてもらうことにしました。Android 12がリリースされたら真っ先にアップデートして試そうかなと思います。 ……本来のイメージはiPhoneとRakuten miniの2台持ちぐらいで済ませるつもりだったんですが、どうしてこうなった。 あと、Zenfone 7が楽天モバイルに完全対応してくれてれば、(2)と(3)は統合できたんですよねえ。アップデートお願いします>ASUSさま。 ちなみにRakuten miniに入れているDENTのeSIMは、いわゆる海外ローミング回線です。有効期間が365日と長い上に1GBが4.99ドルという、「とりあえず入れておくSIM」にピッタリのヤツです。ローミング先がドコモ回線なのでRakuten miniのロットに左右されますが、電子決済で通信が必要な場合に役立ちます……と言いたいのですが、問題もあります。いずれ別記事で。

ウォークマンNW-S760(32GB、スヌーピー刻印)レビュー・ハードウェア編

この秋に発表されたソニーのウォークマンは、”最高音質”を謳うAシリーズやAndroid搭載Zシリーズの注目度が高い。 ガジェット好きとしてはやっぱZかなあ、Android版iPod touchみたいな感じで使えるのかなあなどと考えていたのだが、気がついたらSシリーズを買っていた。理由はただひとつ。スヌーピーだからだ。 写真は純正クリアケースを装着後。背面の刻印は3種類(+ソニーストア実店舗限定のものが1つ)から選べる。 スピーカー付属モデルやBluetoothイヤホン( 以前の記事 で書いたMDR-NWBT10N)付属モデルもあるが、今回はウォークマン本体だけを購入。本当はスピーカー付属が欲しかったのだが、32GBの設定がない。今までの経験から言って8GBや16GBではすぐに足りなくなると踏んだため、19800円の32GBモデル(型番NW-S766)を注文した。ちなみに写真の通り、色はゴールド。 昔からスヌーピーものには目がない。「スヌーピーだから」という理由で、以前ラナが出していたiPod nanoのスヌーピー刻印モデルを予約購入した(第1世代、第2世代ともに)ぐらいだ。いくつかのオマケ付きとはいえ、たしか本体の倍近い価格だった。しかも容量が少ないモデルがベースだったため、すぐに使わなくなってしまった。 それに比べれば、今回のウォークマンは刻印と壁紙以外のオマケは無いものの値段が通常モデルと変わらないわけで、えらく良心的に感じる。 ひとつ気になるのは、刻印モデルの販売期間が終わったあとに修理に出すと、刻印が保証されないということ。せっかく3年ワイド保証に入ったのに、迂闊に修理に出せないというのは困ったものだ。まあ、壊れたら壊れたでオブジェとしてとっておく気まんまんなのだが。 そんなわけで、機能性能に惚れ込んで買ったわけではない分ちょっと冷静にレビューしてみよう。 見た目は正直なところ、iPod nano第5世代とよく似ている。クリックホイールでもないしボタン数も違うのだが、でもやっぱり雰囲気は近い。裏を返せばiPodユーザーにも違和感が少ないともいえるか。第5世代nanoより少し厚みがあることと、裏面の金属質感のおかげで取り落としにくそうなのは嬉しい。また、本体にストラップホールがあるのもiPod/iPhoneには無い利点だ。 前世代のS750シリーズと比べると

非自炊的電子書籍生活・BookLive!編「自炊お断り!」な専用端末Lideoを買って みた!

こんばんは、モバ( @yubile )です。 PQIのAir Cardと、 加賀ハイテックのTAXAN MeoBank SD という、目的の被りそうなアイテムを同時に注文しちゃいました。届いたらレビューを書くつもりです。   さて、今日のネタは電子書籍サービス BookLive! の専用端末「Lideo(リディオ)」です。Sony Reader(PRS-650)、楽天Kobo touch、Amazon Kindle Paperwhite 3Gと来て電子ペーパー4台目、電子書籍端末という意味ではSH-07Cもあるので5台目です。iPadとNexus 7とSony Tablet Pだって電子書籍を読むのに使ってます。いやはや。iPad miniを買ってアプリ使い分けた方がよっぽどラクじゃねえの? とか自分に囁きたくなります。 そんなLideoですが、先に結論を言っちゃいますと 「WiMAXで本を買うの意外と快適」「凸版明朝&ゴシックが割と綺麗」「足りないものは解像度とフロントライトとまともな同期機能」「BookLive!&Lideoしか使わないならアリかな」「自炊派の方は選択肢たり得ません」 といったところ。 では行ってみましょう。なお、前述の他サービスや端末との細かい比較についてはInternet Watchの こちらの記事 をどうぞ。 Lideoハードウェアと初期セットアップについて  Lideoは「読書好きだが電子機器やインターネットには疎い」という層に向けて作られた端末だ。 だからボタン類は「本棚」「書店」「メニュー」「戻る」「文字」そして「電源」と、すべてに日本語表記がしてあったり、 “利用を開始するにあたってBookLive!のウェブサービスのアカウントなどは不要で、Lideoの電源投入後に誕生日、性別、パスワードを設定するだけで初期設定が完了する。メールアドレスさえも登録する必要がない” ( “インターネット要らず”の電子書籍端末「BookLive!Reader Lideo」発売 -INTERNET Watch より)のが特長だ。 ぼくの場合はもともとiPadとNexus 7でBookLiveを利用していたので、そのアカウントを入力してアクティベーションした。この場合、BookLiveに登録した他の端末としおりや本棚の同期ができるし(ただし後述するが残念な