スキップしてメイン コンテンツに移動

Microsoft Designerでブログのワンポイント画像を作ってみた。

iPhoneユーザーは様子見でOK。Bluetooth搭載"G-SHOCK GB6900AA"ファーストイ ンプレッション

※2013/4/12 4:30 アプリのアップデートに伴い別記事へのリンクを追加。
※2012/10/21 23:10 メールの差出人通知について修正。
※2012/10/21 2:30 画像サイズの縮小と探索機能について画像&記述を追加。

 

アプリアップデート後のレビューはこちら。

Moba Photo Life!!: 良いこと悪いこと望むこと。G-SHOCK GB6900AAとiOSアプリ”G-SHOCK+”レビュー

 

_______

こんばんは、モバ(@yubile)です。ひさしぶりの更新となりました。

第5世代iPod touchの赤(刻印入り)を去る12日にゲットしましたが、1週間が過ぎてもその薄さは新鮮です。iPhone 5を買って1ヶ月も経たぬうちに分厚く感じるようになるとは思ってもみませんでした。

さて、今日のネタはカシオのBluetooth搭載腕時計「G-SHOCK GB6900AA」です。Bluetooth 4.0でAndroidスマートフォンと連携する腕時計として話題になったGB6900の後継モデルで、今回は待望のiPhone対応も果たしました。この手のガジェットにはもともと目が無いので即予約購入とあいなったわけですが、前日にiPhone版のFAQを確認したところ、非常に残念なことが判明してしまいました……。

GB6900AA

 

 

 

 

 

 

 

 

GB6900AAを対応スマートフォンと連携させた場合の主な機能は

  1. 電話の着信通知(※iPhoneでは相手の名前が非表示)
  2. メールの通知(※iPhoneでは通知できるドメインが限定)
  3. スケジュールアラームなどその他の通知(※iPhoneでは非対応)
  4. スマートフォンの時刻で時計を合わせる
  5. スマートフォンから時計の音を鳴らして位置を探索
  6. 時計からスマートフォンの音を鳴らして位置を探索
  7. スマートフォンと時計が離れた時に警告

といったところ。

手元にBluetooth 4.0対応のデバイスはiPhone 5/iPod touch 5th/iPad 3rdしかないので、iPhone 5と繋いでみた。

なお、セットアップおよび機能設定にはApp Storeで配布中のG-SHOCK+アプリが必要になる。

G-SHOCK+ 1.0.3(無料)

カテゴリ: ユーティリティ, ライフスタイル
現在の価格: 無料(サイズ: 7.9 MB)
販売元: CASIO COMPUTER CO., LTD. – CASIO COMPUTER CO., LTD.
リリース日: 2012/09/18
現在のバージョンの評価: (7件の評価)
全てのバージョンの評価: (7件の評価)
App +  iPhone/iPadの両方に対応

ペアリングをiOSの「設定」ではなくこのアプリで行うところが少し珍しいが、Bluetoothデバイスをセットアップした経験があれば特に詰まるポイントはない。
セットアップが終わると下のような感じになる。 

2012 10 20 15 55 46

セットアップが終わったら、「機能設定」から各種の設定を行う。

2012 10 20 15 55 50

 

(1)電話とメールの通知

まずは「各種通知」。電話とメールの2つが設定できるが、電話についてはオンオフしかないので省略して、メール通知について。

2012 10 20 15 58 18

すでにアカウントを追加した状態のものがこちら。「連絡先参照」をオンにすると、iPhoneのアドレス帳に登録された相手からのメールのみ通知するように設定できる。
また、「インターバル」は5/10/15分から選ぶことができる。ちょっと刻み方が半端な気がしないでもない。 

2012 10 20 16 31 17

「メール」にはメールアドレス、「パスワード」にはパスワードを入力する。
ちなみにメールアドレスに応じて「IMAP/POP」「説明」欄は自動入力されるが、手動で修正することも一応できる。

なおこちらのQ&Aによると、通知に対応できるのはGmail、日米Yahoo、iCloud、AOLとのこと。ezweb.ne.jpやsoftbank.ne.jpなどのキャリアメールも非対応だ。

試してみたところ、独自ドメインのGoogle Appsは手動で「IMAP/POP」欄をimap.gmail.comに直せば利用できた。また、iCloudはmac.com/me.com/icloud.comのいずれでも大丈夫なようだ。また、いちおうi.softbank.jpも試してみたが、やはり対応していない模様。

それと、メールはおそらく受信トレイだけをチェックしているようだ。基本的に受信トレイが散らかるのがイヤですぐアーカイブな振り分けしてしまうぼくとしては、できれば特定のメールボックスやGmailラベルだけ確認できるとありがたいのだが……。

 

設定がすんだらあとはメールを受信するだけ。ただ、インターバル設定があることからも分かるようにリアルタイムで通知がプッシュされてくるわけではないようだ。ふと時計を見て「あ、メールが○件たまってる」ぐらいにユルくチェックする程度がちょうどいいのだろう。

メールを受信すると、ピピッという音とともに液晶に手紙アイコンのアニメーションが表示され、続いて差出人アドレスが表示される。「連絡先参照」がオンだと半角カナで差出人の名前が表示される。※10/21 23:10追記 「オンオフ関係なく、対応した文字でフリガナが入っていれば表示される」の間違いでした。お詫びして訂正します。

電話と違ってアドレスが出るのは良い(iPhoneの場合、電話は”Incoming Call”とだけ表示)が、一覧できる文字数が半角5文字までなので分かりにくいケースがあるかもしれない。なお、数えてみたところ半角18文字まで表示されるようだ。ただし最初にメールを表すらしいEマークで1文字使うので、実質17文字となる。携帯電話キャリアメールによくある長いアドレスだとちょっと混乱するかもしれない。

 

(2)時刻合わせ

時刻合わせ機能だが、初期設定で自動修正になっているので、アプリが立ち上がっていてiPhoneが接続している間は修正されるものと思って良さそうだ。iPhoneは対応した国なら携帯の電波で時刻を取得できるので、その点はラクになるだろう。

2012 10 20 16 27 18 

(3)探索機能

時計からiPhoneの音を鳴らして位置を探す「携帯探索」機能について。

2012 10 20 16 27 04

ここで音を設定しておくと、時計のDボタン(START・STOP)を長押しした時にiPhoneが鳴り出し、場所が分かるようになる。

2012 10 20 16 27 12

音は内蔵のものの他に、右上のMusicボタンからiPodライブラリの曲を選ぶことも可能。

時計側で操作すると音が鳴り出し、一定時間が過ぎるかアプリを起動して”Find Me”ボタンを押すまで、もしくは時計本体をタップするまで鳴り続ける。ちなみにマナーモード関係なく音が鳴るので要注意。

2012 10 20 17 26 18

逆にiPhoneから時計の位置を探したい場合、アプリのトップ画面から「リンクチェック」を押せば時計が鳴り出す。

また、Bluetoothが通信できなくなるほど距離が離れると、時計がバイブレーションで警告を出してくれる。

 

(5)注意点

これらの機能は、アプリが起動していないと利用できない。つまり、メモリが足りず(あるいはメモリ解放アプリを使うなどして)バックグラウンドからもアプリを止めた場合、何もできないので要注意。
Androidならまた事情が違うのかもしれないが、手元に対応機種がないので確認できていない。

 

まとめ

「通信機能付きの腕時計」というのはスパイグッズっぽくて非常に好きなのだが、iPhoneで使う場合はいろいろと気がかりな点が多い。

もっとも残念なのは、Androidスマートフォンと連携した場合に比べて機能的に劣る点が多いこと。メール、着信、その他通知のいずれもあまり嬉しくない制限がある。せめてAndroid並みにはなって欲しい。今後のアプリアップデートに期待したいところだが……。アプリが起動していないと連携ができない点は、iOSの仕様もあるので仕方ないところか。 

通信機能とは別に、単なる時計としてちょっと質感が安っぽいことも気になる。一番オーソドックスなブラック(文字盤がグリーンっぽい方)を選んだのだが、本体からベルトに至るまで光沢のTPUみたいな素材で、指紋が目立つ。傷や水に強いのに指紋汚れに弱いというのはG-SHOCKとして正直どうかと思うので、できればマットな質感にして欲しかった。

<

p style=”font-size: 20px;”>ヨドバシ.comで14,800円(1,480ポイント還元)だったが、iPhoneとの連携を前提にするなら、正直ちょっと早まったかなあという印象は拭えない。値下がりとアプリのアップデートを待っても良かったなと思ってしまった。

このブログの人気の投稿

最近のパケット事情(または断捨離し損ねた通信契約の話)

こんにちは、モバ( @yubile )です。 かれこれ半年近く更新しなかったわけですが、今日もなんとなく生きています。 IIJmioを解約した のが昨年10月のこと。 その後ZenFone 7を衝動買いした結果、持ち歩くスマートフォンが現在4台です。 内訳はこんな感じになっています。 (1) iPhone XS Max(ソフトバンク:ウルトラギガモンスター+)=メイン (2) Zenfone 7(mineo:au回線 10GB通話付きプラン)=サブ (3) OPPO A5 2020(楽天モバイル)=モバイルルーター的用途 (4) Rakuten mini(DENT)=Edy、nanaco、WAON等 Google Pixel 3aも使っていたのですが、5台はさすがに多いのでしばらくお休みしてもらうことにしました。Android 12がリリースされたら真っ先にアップデートして試そうかなと思います。 ……本来のイメージはiPhoneとRakuten miniの2台持ちぐらいで済ませるつもりだったんですが、どうしてこうなった。 あと、Zenfone 7が楽天モバイルに完全対応してくれてれば、(2)と(3)は統合できたんですよねえ。アップデートお願いします>ASUSさま。 ちなみにRakuten miniに入れているDENTのeSIMは、いわゆる海外ローミング回線です。有効期間が365日と長い上に1GBが4.99ドルという、「とりあえず入れておくSIM」にピッタリのヤツです。ローミング先がドコモ回線なのでRakuten miniのロットに左右されますが、電子決済で通信が必要な場合に役立ちます……と言いたいのですが、問題もあります。いずれ別記事で。

ウォークマンNW-S760(32GB、スヌーピー刻印)レビュー・ハードウェア編

この秋に発表されたソニーのウォークマンは、”最高音質”を謳うAシリーズやAndroid搭載Zシリーズの注目度が高い。 ガジェット好きとしてはやっぱZかなあ、Android版iPod touchみたいな感じで使えるのかなあなどと考えていたのだが、気がついたらSシリーズを買っていた。理由はただひとつ。スヌーピーだからだ。 写真は純正クリアケースを装着後。背面の刻印は3種類(+ソニーストア実店舗限定のものが1つ)から選べる。 スピーカー付属モデルやBluetoothイヤホン( 以前の記事 で書いたMDR-NWBT10N)付属モデルもあるが、今回はウォークマン本体だけを購入。本当はスピーカー付属が欲しかったのだが、32GBの設定がない。今までの経験から言って8GBや16GBではすぐに足りなくなると踏んだため、19800円の32GBモデル(型番NW-S766)を注文した。ちなみに写真の通り、色はゴールド。 昔からスヌーピーものには目がない。「スヌーピーだから」という理由で、以前ラナが出していたiPod nanoのスヌーピー刻印モデルを予約購入した(第1世代、第2世代ともに)ぐらいだ。いくつかのオマケ付きとはいえ、たしか本体の倍近い価格だった。しかも容量が少ないモデルがベースだったため、すぐに使わなくなってしまった。 それに比べれば、今回のウォークマンは刻印と壁紙以外のオマケは無いものの値段が通常モデルと変わらないわけで、えらく良心的に感じる。 ひとつ気になるのは、刻印モデルの販売期間が終わったあとに修理に出すと、刻印が保証されないということ。せっかく3年ワイド保証に入ったのに、迂闊に修理に出せないというのは困ったものだ。まあ、壊れたら壊れたでオブジェとしてとっておく気まんまんなのだが。 そんなわけで、機能性能に惚れ込んで買ったわけではない分ちょっと冷静にレビューしてみよう。 見た目は正直なところ、iPod nano第5世代とよく似ている。クリックホイールでもないしボタン数も違うのだが、でもやっぱり雰囲気は近い。裏を返せばiPodユーザーにも違和感が少ないともいえるか。第5世代nanoより少し厚みがあることと、裏面の金属質感のおかげで取り落としにくそうなのは嬉しい。また、本体にストラップホールがあるのもiPod/iPhoneには無い利点だ。 前世代のS750シリーズと比べると

非自炊的電子書籍生活・BookLive!編「自炊お断り!」な専用端末Lideoを買って みた!

こんばんは、モバ( @yubile )です。 PQIのAir Cardと、 加賀ハイテックのTAXAN MeoBank SD という、目的の被りそうなアイテムを同時に注文しちゃいました。届いたらレビューを書くつもりです。   さて、今日のネタは電子書籍サービス BookLive! の専用端末「Lideo(リディオ)」です。Sony Reader(PRS-650)、楽天Kobo touch、Amazon Kindle Paperwhite 3Gと来て電子ペーパー4台目、電子書籍端末という意味ではSH-07Cもあるので5台目です。iPadとNexus 7とSony Tablet Pだって電子書籍を読むのに使ってます。いやはや。iPad miniを買ってアプリ使い分けた方がよっぽどラクじゃねえの? とか自分に囁きたくなります。 そんなLideoですが、先に結論を言っちゃいますと 「WiMAXで本を買うの意外と快適」「凸版明朝&ゴシックが割と綺麗」「足りないものは解像度とフロントライトとまともな同期機能」「BookLive!&Lideoしか使わないならアリかな」「自炊派の方は選択肢たり得ません」 といったところ。 では行ってみましょう。なお、前述の他サービスや端末との細かい比較についてはInternet Watchの こちらの記事 をどうぞ。 Lideoハードウェアと初期セットアップについて  Lideoは「読書好きだが電子機器やインターネットには疎い」という層に向けて作られた端末だ。 だからボタン類は「本棚」「書店」「メニュー」「戻る」「文字」そして「電源」と、すべてに日本語表記がしてあったり、 “利用を開始するにあたってBookLive!のウェブサービスのアカウントなどは不要で、Lideoの電源投入後に誕生日、性別、パスワードを設定するだけで初期設定が完了する。メールアドレスさえも登録する必要がない” ( “インターネット要らず”の電子書籍端末「BookLive!Reader Lideo」発売 -INTERNET Watch より)のが特長だ。 ぼくの場合はもともとiPadとNexus 7でBookLiveを利用していたので、そのアカウントを入力してアクティベーションした。この場合、BookLiveに登録した他の端末としおりや本棚の同期ができるし(ただし後述するが残念な