Moba Photo Life!!

ビクターのPICSIO GC-FM1ファーストインプレッション。

 ビクターの新しいデジタルビデオカメラ“PICSIO”のモニター販売に応募して、定価より安めの値段で購入した。色はブルー。
 まだちゃんと使い込んでいないが、とりあえず気づいたことをいくつか。

(1)箱は小さく中身もシンプル。
 iPhone 3Gの箱より一回り小さいぐらいで、中身は本体、薄い説明書(本格的なユーザーガイドは本体メモリにPDFで入っている)、AVケーブル(黄赤白のコンポジット出力タイプ)、そしてUSBケーブル(よくあるミニB→Aのもの)のみ。ACアダプタもなく、バッテリーは内蔵で交換不可なので、最初の儀式はiPodのごとくPCに繋いで充電する所から始まる。

 本体は少し幅広の携帯電話という感じで、見た目より軽く感じることもあって「これで本当に1080pなんか撮れるんだろうか」と思わせる雰囲気はある。

(2)ボタン、スイッチ類が少ない。
 電源/再生モード切替/削除/撮影モード切替/一覧表示の独立した5ボタンと、真ん中に決定/録画ボタンのついた十字キー(ボリュームやズームの操作はこれで行う)、側面にマクロ撮影用の切替スイッチ。すべてのボタンはシンプルなアイコンだけが描かれていて、カメラの使用経験があればさほど迷うところはない。

 十字キーの感触がやや柔らかめで操作しづらいと感じる。とくに動画の撮影サイズ切り替えは←キーを2回押すという動作なので、もうちょっとクリック感が欲しい。

(3)レンズ面のデザインは正直どうかな……。
 サイトを見れば分かることだけれど、レンズ側の面はひと昔前のビックリマンシールみたいなキラキラになっている(ちなみに表面はデコボコしているわけではない)。ちょっと前にこういう携帯電話が流行った気がするが、少々デザインが古くさい気がしないでもない。とはいえ、このカメラのターゲットを考えるとデコるベースとしてはちょうどいいのかもしれない。
 あと、正面のど真ん中に“HD”って書いてあるのはあまり嬉しくない。フルHDが撮れることを主張したいのかもしれないが、JVCロゴだけでいいのではないだろうか。

(4)メニュー画面がない。そして日本語もない。
 1ボタン1機能(除く十字キー)であり、動画や静止画に関して画質以外に設定する項目が一切ない。すがすがしいまでの割り切り。画面内の表示も数字とアイコンが基本で、たまに出てくるメッセージも英語。ギリギリまでコストカットということなんだろうか。

(5)画質、音質に関しては過剰な期待は禁物。
 撮影モードは1080p、720p、VGA、QVGAの各動画モードと3264×2448の静止画モードの5つ。すべてフルオートで、いじれる設定は一切なく、決定ボタンを押すと即録画が始まるシンプル極まりない動作。

 動画はH.264(音声AACステレオ)のQuickTime Movieファイル(拡張子mov)で記録され、ビットレートももちろん決め打ち。試しに撮ってみた1080p動画は、正直なところ値段なりという印象。実は720pと1080pはビットレートが同じ(12Mbps)なので、試してはいないがおそらく720pの方がパッと見で綺麗に撮れそうな気がする。

(6)その他。
 レンズの焦点距離は35mm換算で30mmなのでやや広角。ただしこれは静止画/VGA/QVGAモードの時のみで、720pの時は42mm、1080pの時は55mmと画角が狭まる。おそらく電子式手ブレ補正の関係なのだろうが、1080pの時はアスペクト比16:9と相まってかなり狭いと感じる。この点からも普段使うのは720pの方が良いかもしれない。

 あとは実際にいろいろ撮ってみて、ついこないだ買ったザクティCG9との比較などもしてみたいと思う。 

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