Moba Photo Life!!

PENTAX Optio W60レビュー(3)

今回は、操作性とかメニュー周りなどの使い勝手について、気がついたこと。かなり書き散らしたので、読みづらい場合はご勘弁くださいw

わりと角張ったイメージの本体で、スペック上はそんなに大きくない。でもなぜかあんまり小さいカメラに見えない。レンズ周りや本体、上部あたりに文字が多すぎるという印象もあるけど、前面のヘアライン仕上げっぽいパネルは個人的にはけっこう好き。

すべり止めがきちんと用意されているので、サイズの割にしっかりとホールドできる。光学式手ブレ補正がないから手ブレを防ぐ意味でもありがたい。片手撮りでも大丈夫そう。シャッターボタンも押し込みやすいサイズと大きさで、適度な手応えがある。まあこのあたりは好みにもよると思うけど、手持ちのコンパクトデジカメの中ではもっとも使いやすい。

ボタンは上部に二つ(電源とシャッター)、液晶の横に上からズーム、再生、メニュー、顔認識切り替え、4方向+決定キー、そしてグリーンボタン。
4方向キーの上がタイマー、左がフラッシュ、下が撮影モード、右がフォーカスモードの切り替えで、メニューでグリーンボタンの設定を「Fn設定」にしておくと、Fnボタンとの組み合わせでさらに4つの機能を設定できる(メニューで細かく設定可能)。
グリーンボタンはFn設定にしなければ全自動モードへの切り替えボタンとして働き、顔認識や撮影状況などをカメラがすべて判断する、まさしくシャッターを押すだけのモードにもなる。人に撮影を頼む場合、あれこれ言わなくて済むので便利かもしれない。
右手親指だけで全てのボタンを操作できるように作ってあるので、普段は両手でホールドしてサクサクと操作できるし、Fnキーとの組み合わせで露出補正やISO感度設定などもすぐに切り替えられるので、そこそこ自由度は高い。だが、片手持ちだといささか親指が辛いかもしれない。水中で両手がふさがるのがちょっと怖いぼくみたいな人間には、水中ではマーメードモード(水中用オートモード)を使うしかなさそうだ。

メニューは、撮影に関わる機能を設定する「撮影」タブと、その他の時刻設定や音量などを決定する「設定」タブに分かれている。一眼レフK10DやK100Dとも似た項目が多く扱いやすいし、PENTAXの数年前の機種(Optio 33LF)とも共通する雰囲気がある。特に使いにくいほど煩雑というわけではない。

ただ、上下で項目を選んで右キーで決定するのが基本なので、OKボタンで決定できないあたりは慣れないと戸惑うかもしれない。また、項目によってはOKボタンを決定に使う場合もあり(例:グリーンボタンの機能を選ぶ)、微妙に統一感がないのが個人的に疑問。ちなみにK10Dも似たような感じなので、意図的にやっていることなのだろう。

メニュー項目の中で気が利いているのは、モードメモリ。フォーカスモードや露出補正、ISO感度など細かい設定を、電源を切っても覚えておくかどうかを設定できる。たとえば「1cmマクロで2秒セルフタイマー、露出補正-0.3でISO感度50」というようなよく撮る設定を残しておけるのが便利。この辺の細かい配慮はPENTAXの上手いところだと思う。

再生機能は、最近の一眼レフがカメラ内現像に対応しているのと同じような感じで、画像の加工をすることが出来る。カラーフィルタ、魚眼効果、さらにデジタル手ブレ補正(正確な効果の程はまだ未検証だが、たぶんシャープネスをかけてブレをごまかすモノだと思う)など、できることが少し前のカメラに比べてかなり多い。撮ってレタッチすることなく写真屋などでプリントアウトする用途を狙っているのだろうか。ぼくは基本的にPCに保存してPCで加工するので、このあたりは評価しづらい。そういう意味では、DSC-T2のタッチパネルを活かした落書き機能なんかは狙いが解りやすいし使う機会もあると思うのだが。

撮影直後に再生機能を呼び出そうとしても「記録中」と言われて多少もたつくことがある以外は、画像表示速度はわりと速い。拡大縮小も十分に速く、そういう面でストレスを感じることは少なそう。レジャーなどで撮ったその場で見ることを考えると、表示テンポは重要な評価項目だと思う。

ボタン配置もメニュー項目も、ぼくみたいな機材マニアがあれこれいじくり倒すのにもある程度対応でき、逆にあまりカメラに詳しくない(というか興味の無い)人を惑わせないグリーンモードもあるということからとても懐が広い。ただ、設定可能な項目がわりと多い上に、モード選択以外は文字ばかりで少々見づらいため、慣れない人が手を出すにはこれでも敷居が高いかもしれない(中位機種以上の一眼レフの設定項目からすれば相当少ないが)。

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